伊勢神宮(-JINGU-)◆ 山田工作場(YAMDA-KOUSAKUJYO)

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伊勢神宮(-JINGU-)◆ 山田工作場(YAMDA-KOUSAKUJYO)

敷地面積:88.088平方メートル

運営(所有者):神宮司庁(伊勢神宮)

山田工作場とは?

式年遷宮の際、御杣山(みそまやま)から切り出した用材(木材)を工作して、目的の形状に加工する工場のような場所とな〜る。

伊勢の神宮では神に供する神饌(しんせん)はじめ、社殿を造る木材(用材)に関しても栽培から育成、収穫、加工までをすべて業者を介せず、自前だけでやってのける。

山田工作場には宮大工たちが従事し、式年遷宮へ向けた用材の奉製や技術指導などのほか、周辺に点在する伊勢神宮の関係社(小規模な神社)の新造or修営のための製材にも勤しむ。




山田工作場内部にある施設

  • 貯水池
  • 製材小屋
  • 橋本‥‥ 鉋(かんな)小屋
  • 乾燥小屋
  • 用材置場(堀)
  • お萱燻蒸所(かやくんじょうしょ)
  • 敷地内に点在する工場を連絡するトロッコ車
  • 大工たちの寮

‥‥‥etc

山田工作場の見どころ

1万本ものヒノキを加工できる高度な技術

山田工作場は原則、一般公開されていないが、工作場にて造替(遷宮)に使用するヒノキ一万本余(8500立方メートル)が製材される。

また、社殿の屋根に被さる「萱(かや)」23000束も、山田工作場にて燻蒸(くんじょう/害虫駆除や防カビ・殺菌のために気体状の薬剤を浸透させる)される。

職人用の寮

式年遷宮では伊勢神宮の宮大工のみならず、全国に散らばる腕利きの職人たちも遷宮に参画する。

それら職人たちの宿泊所となる寮舎が山田工作場内に配備されてい‥‥‥申す。きゃ

このように全国から腕利きの職人たちが集い、互いの技術を披露し合い、切磋琢磨することも将来に向けた技術の向上につながり、我が国の類まれな文化として永年受け継がれていくものとなるのであ〜る。

伊勢神宮・外宮「山田工作場」の場所(地図)

  • 所在地:三重県伊勢市八日市場町364(伊勢神宮外宮の宮域外に位置)

外宮宮域の西側に位置。工作場の出入口(門)付近に上御井神社があ〜る。


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