外宮・大津神社の場所と行き方

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外宮の大津神社の場所は少し分かりにくく、大抵の人がそのまま外宮から出てしまいます。

せっかく外宮へ参拝したのですから、ぜひ、大津神社へも立ち寄っていただきたいので場所や行き方をご紹介しておきます。

外宮への入口は伊勢市駅から真っ直ぐ直進した先にある横断歩道(外宮前観光案内所がある)を渡った先に見えてくる入口が、一応の正しい入口とされています。

この入口から御正宮まで続く参道は、表玄関(正式な入口)からの続く参道ということで「表参道」と呼び習わされています。

ただ、表参道があるということはその逆に「裏参道」があるわけですが、この裏参道こそが正宮から出口へ向かう参道のことで、つまりは帰り道になります。

この帰り道は、おおむね九条殿あたりから延びる参道が該当し、その先に見えるのが出口の目印となる「火除橋」です。

この火除橋を渡る前から、ちょっと参道の左側を意識して見ておいてください。

道幅はそれほどありませんが、御厩を過ぎたあたりに「脇道」があるのが分かるハズです。

以下ではこの脇道を通行して大津神社までの行き方をご紹介します。

大津神社に関しては以下のページをご参照ください。

大津神社まで行くおおまかな道順と概略図

外宮入口→表参道→風宮→多賀宮→御正宮→九丈殿・五丈殿→北御門鳥居→御厩→左側の脇道に入る→下御井神社→度会国御神社→大津神社→引き返す




写真で紹介!「大津神社への行き方」

まず、御正宮を参拝した後、「九丈殿・五丈殿」を目指す。

⬆️九丈殿

⬆️五丈殿

関連記事:五丈殿

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目の前に北御門鳥居が見えているので、まずは鳥居を目指す

⬆️北御門鳥居とその奥に御厩が見える

↓徒歩約1分

北御門鳥居をくぐる

北御門鳥居をくぐると右側に御厩、正面には外宮出口となる火除橋が見えている

手前の御厩まで足を進めると御厩の影に脇道があるのに気づく

脇道に入る

 

参道は基本1本道。途中↓のような分岐点らしき道も出てくるがロープが張られていて「立ち入り禁止」の看板も立てられているので迷うことはない。




↓徒歩約2分

右側に「下御井神社」が見えてくる

⬆️下御井神社

さらに参道は奥へ続いているので直進する(1本道)

↓徒歩約2分

度会国御神社が手前右側に見えてくる




さらに参道は奥へと続く(1本道)

↓徒歩約1分

大津神社が見えてくる

完(大津神社より向こうには道がないので引き返して出口を目指すか、お守り・御朱印を拝受されるのであれば神楽殿を目指す)

かつては「コブ神さん」と呼ばれた巨大な楠があった

この参道は外宮の中の参道では唯一、鬱蒼と木々が生い茂る密林地帯を通る参道になります。参道自体は丁寧に玉砂利が敷かれているのですが、夜になると不気味さが増して寄り付こうとはとても思いません。

実際にこの参道へ訪れてみれば分かりますが、真昼間でもこの参道にはすれ違う人もないほど、不気味なほどの静けさに包まれています。

しかし、実はこの参道も昭和50年頃まではちょっとした名の知れた参道だったことをあまり知られていません。

なんでもこの参道の途中には天を貫くほどの大きな楠が、そびえるように立っていたそうですが、この楠、単に大きいだけではなくなんと!根元部分に大きな「コブ」があったそうです。

「アザやコブに悩む人が、このコブを摩ることではコブが治る」との信仰があり、やがて「コブ神さん」と呼ばれるまでになり、このコブを摩るためにそれなりに人が訪れたようです。

中には食べ物のお供え物をする人もいたようで、お供え物を狙う野犬やカラスなどが増えたそうですが、それが災いしてか昭和50年あたりに取り払われてしまい、今では跡形もない・・という話です。ちゃんちゃん

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