伊勢神宮の土日祝日(GW)の混雑を回避する抜け道について考える

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伊勢神宮(外宮・内宮)の周辺にて特に混雑する以下のようなポイント(場所)があります。

  • 伊勢インター
  • 伊勢西インター
  • 伊勢浦田町交差点
  • 中村町交差点

このうち「伊勢西インター」を降車した周辺付近はかなりの頻度で渋滞します。

昨今、外宮から→内宮へ参拝される方が増えてきていますが、外宮から内宮へ向かう道中で混雑する可能性が高いのが上記のポイントです。

以下ではこの渋滞を回避するための抜け道を3つご紹介しておきます。




混雑シーズンにおける「外宮から内宮への抜け道」

【その1】「古市参宮街道」を走行する!

「古市参宮街道」は、江戸時代に栄えた街道で外宮入りした参拝者たちが通行して内宮を目指した道です。

古市にはかつて「伊勢の吉原」や「西の吉原」とまで謳われた遊郭街だった場所です。

明治時代に道路網が整備されると通行人が減少し、徐々に廃れていきます。

現在では道幅は狭いながらも地元民が利用する道路として現存しています。

外宮からのルートとしては、22号線もしくは37号線を走行して古市街道へ入り、最終的には猿田彦神社前の交差点(宇治浦田西)で32号線と合流して次の浦田町交差点から23号線を走行して内宮へ至る道です。

⬆️古市参宮街道 参考MAP

古市参宮街道を散策される方

古市参宮街道には、伊勢神宮の参拝と抱き合わせて観光される方もいます。

そこで「修道まちづくり会」という組織が古市参宮ガイドMAPというものを作成しておられますのでご紹介しておきます。ウフ

修道まちづくり会

古市参宮街道には誰がなんといっても有名な旅館がありますが、なんという名前の旅館かお分かりになりますか?

正解は・・

麻吉旅館(あさきちりょかん)」です。

1780年代の古市は歴史上、類を見ないほどの最盛期を迎えていましが、その古市街道を中心とした遊郭には妓楼70余軒、遊女1000余人を抱える日本最大規模の歓楽街が形成されていました。

古市は上述したように明治時代を境に衰退していきますが、1店舗だけかつての妓楼(ぎろう)の姿を留めたまま営業を続けている旅館が「麻吉旅館」です。

古市街道へお越しの際はせっかくなので、情緒溢れる古の伊勢の姿を目に焼き付けてからお帰りください。

古市参宮街道を走行する際の注意点

この街道は車一台すれ違うのやっとという道幅の箇所があります。このような道でなんと!伊勢市の主幹バスである三交バスも走行しています。

つまり、時間帯によってはバスとすれ違うことになりますので、ご留意ください。




【その2】伊勢自動車道沿いの「37号線」を走行するルート

このルートは、伊勢西ICが混雑していればそのまま直進せずに右左折して伊勢自動車道沿いの脇道〔37号線〕へ入る方法です。

37号線は地元の人しかあまり使わない道なので、抜け道としては大いに活用できます。

37号線を走行した後、22号線→37号線→12号線へ入り、もう1つの混雑するポイントである「伊勢インター」の手前を右折して、あとはそのまま中村町交差点で23号線と合流します。

23号線と合流した後は、そのまま23号線を走行して内宮周辺の駐車場を目指します。

【その3】上記、37号線から715号線を走行するルート

このルートはかなり迂回するルートですが、外宮から内宮向かう本当の抜け道と呼べる道です。

715号線はおかげ横丁あたりまで繋がっていますので、715号線を走行してそのまま五十鈴川沿いの「富永駐車場(有料駐車場/1日1000円/約40台収容)」を狙います。

内宮のA1、A2駐車場は内宮および、おかげ横丁からもっとも近いこともあり、平日でも昼頃には満車になっていることがほとんどです。(A2はバス駐車場も兼ねる)

この人気のあるA1、A2を回避し、あえて五十鈴川沿いの「富永駐車場」を狙うことでリスクを最大限にヘッジするルートになります。

715号線を走行する上での注意点

  • 715号線の途中には車1台がやっと走行できる道幅の車道もあります。すなわちすれ違うのに困難が伴います。
  • 赤福本店前の橋を超えてしまうと「おかげ横丁へ向かう人の大群」や「内宮参拝者の大群」と鉢合わせすることになり、車が思うように身動きがとれなくなりますのでご注意ください。
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