伊勢神宮の御朱印の正しい「いただき方(もらい方)・いただく順番(もらう順番)」
当サイトの別のページでもご紹介していますが、伊勢神宮の参拝方法には「外宮先祭」・「外宮先拝(げくうせんぱい)」と呼ばれるものがあります。
これは天照大御神がお祭りを行う際は、外宮から先に行うようにとの神託に由来するものです。
しかし、これはあくまでも伝統的な参拝方法であり、絶対この順序で参拝しなければならないと言うルールはありません。
また、御朱印についても、「必ずこの順番でもらわなければいけない」という決まりはありません。
御朱印のいただき方や御朱印をいただける場所についてですが、内宮・外宮ともに「神楽殿」と呼ばれるところに行き、御朱印を戴きたい旨を伝えれば授与してもらえます。
伊勢神宮の効率的な御朱印の頂き方(もらい方)
知らない方も多いと思われますが、伊勢神宮で参拝する時、御朱印帳を神楽殿の御朱印の受付まで持っていき、先に御朱印をいただくことができます。
分かりやすく言うと、参拝前に御朱印帳を預けて、参拝後に受け取る形にすれば、時間的にもムダがありません。
ただし、その際に自分の御朱印帳がどれなのかわかるようにしておかないと、紛失の原因にもなってしまいますので注意が必要です。
訂正
他の寺社では御朱印帳を預けてそのまま参拝に行けるところもありますが、伊勢神宮では基本的に御朱印帳を預ける形で授与していただくことはできません。
並んで授与していただく形式になります。
そもそもの「外宮先祭」・「外宮先拝(げくうせんぱい)」の理由
そもそもの「外宮先祭」・「外宮先拝(げくうせんぱい)」とは、倭姫命(ヤマトノヒメノミコト)が、天照大御神(アマテラスオオミカミ)より、このように下命されたことに起因します。
その下命の内容とは次のような内容になります。
「まず、外宮に鎮座する豊宇気毘売神(トヨウケビメノカミ)の神宮を祀った後、私(天照大御神)のいる内宮で祭りを執り行うよう」
と、言う「宣託(神様から授かった宣告)」された事に始まるものです。
現に伊勢神宮の諸祭事においても、式年遷宮などを除いて「外宮先祭」の原則に則っているものがほとんどで、先に外宮で祭典が執り行われたあとで、次に内宮で行われます。
伊勢神宮の正しいとされる参拝方法(参考例)
話を参拝に戻すと、「二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)」で「禊(みそぎ=俗世のけがれを清めること)」を行ったのち、まず外宮を参拝し、次に内宮を参拝すると言うのが、伝統的な参拝方法と言われています。
ただし、必ずこの参拝方法で参拝しなければならないという決まりはありません。
余談ですが、2013年に執り行われた「式年遷宮」については、逆に「内宮先祭」で執り行われています。※式年遷宮は原則的に内宮から
そもそも「外宮先祭」と言うのは、天照大御神のご神慮によるものと言われています。
それをありがたく受け取ると言う意味で、その原則に則るのが正式なやり方ではあるものの、それが絶対的なものなのかと言うと、必ずしもそうとは限らないようです。
伊勢神宮の参拝方法について
伊勢神宮の参拝方法の詳細については下記ページをご覧ください。
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