伊勢神宮の御朱印の押印は「最初のページから?途中のページから?」

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外宮や内宮へ御朱印をいただきに行った際、次のような事が気にならないでしょうか?

  • 伊勢神宮の「内宮」の御朱印を最初のページ(1ページ目)にいただきたい
  • 途中のページに伊勢神宮の御朱印が欲しい

伊勢神宮においては「外宮先祭(げくうせんさい)」「外宮先拝(げくうせんぱい)」の原則に則り、外宮から参拝するのが正式な参拝方法とされています。

そこで伊勢神宮の神職の方は、外宮へ先に参拝した際、このような参拝者に配慮して「1ページ空けますか?」などと聞かれる場合があります。

伊勢神宮の御朱印は途中のページからでもいただける?

神社によっては表紙裏面の汚れを気にする人もいるためか、御朱印帳の最初のページを、わざわざ空けて押すところもあるようです。

また日本の神社ではもっとも尊い存在となる伊勢神宮であるから、最初のページに御朱印を拝受しなければならないと考えられている方もいるようです。

しかし、基本的にどのページから押さなければならないと言うのはありません

この伊勢神宮の神職さんにお聞きしたところ、最初のページから拝受していただいても特に問題はないようですし、途中のページから拝受していただいても問題ないと回答されています。




伊勢神宮の御朱印はやはり最初のページからいただくのが良い?

ただ、伊勢神宮は日本の神社でもっとも尊い神社ですので、やはり御朱印はできるかぎり1ページ目(最初のページ)にいただくのが好ましいといえます。

これは神宮大麻(伊勢神宮の御札)を神棚の中央にお飾りする様式に倣った見解です。

しかしこんな話もあります。

1ページ目は空けますか?と聞かれる神社もある

伊勢神宮の御朱印の押印は「最初のページから?途中のページから?」

例えば伊勢神宮以外の神社で御朱印帳を購入してそのまま御朱印を拝受する際に、後々で伊勢神宮に参拝する旨を告げると、神社によっては最初に授与することを畏れ多いとはばかって、「最初のページから数ページ空けますか?」とい聞いてくださる神社もあります。

この事実からしても伊勢神宮がいかに崇高な社であるのかが理解できるものです。

”伊勢神宮”ではなく、ひとえに”伊勢の神宮”と呼ばれるのは、まさに日本の神が御座す尊いお宮となる”神宮”であるが所以だと言えます。

伊勢神宮の御朱印をいただく時にこれだけは絶対に注意すべきこと

例えば、寺院で拝受した御朱印がすでにいくつか存在する「霊場めぐりなどの御朱印帳(「お寺の御朱印帳)」を持参して、伊勢神宮の内宮・外宮で御朱印をいただこうとすると、ご指摘を受ける場合があります。

坂東三十三観音霊場や、西国三十三ヶ所霊場などの霊場巡りや日蓮宗徒が手持つ「御首題帳(ごしゅだい)」などは、その典型例です。

一方、逆の場合もあり、例えば「寺院の御朱印」と「神社の御朱印」が混在している御朱印帳を寺院の授与所にお出しした場合、同様の指摘を受けることもあります。

どちらかと言うと神社よりも寺院の方から指摘を受ける事が多いように見受けられます。

指摘を受ける理由は、すでにお分かりの通り、「寺院の御朱印」と「神社の御朱印」を混在させているからです。これは現代の法律では神と仏は別の対象として崇められていることによるものでもあるでしょう。

寺院の御朱印帳しかない場合は、神社用の御朱印帳を購入するなどして授与をお願いするのが無難です。

寺院用の御朱印帳しかない方は神宮参拝を1つの機会として捉え、伊勢神宮で御朱印帳を買い求めるのも良いかと思います。

【補足】神社の御朱印帳と寺院の御朱印帳の違い

神社で見かける御朱印帳は、基本的に寺院の御朱印帳よりもサイズが一回りほど小さいです。神社さんや御朱印帳を専門に取り扱うお店さんの中には、神社の御朱印帳を一般サイズと呼ぶところもあります。

これは寺院の御朱印が神社の御朱印よりも、押印する朱印の数が多いことが挙げられます。

 

神社の御朱印と寺院の御朱印を持っているのであれば、ちょぃとサイズを比較してみてくださいな。

寺院の御朱印の方が押印する朱印の数が多く、また御本尊や堂舎の名前など墨書きの種類も多いです。

伊勢神宮の御朱印帳の販売場所や種類・値段

伊勢神宮・内宮の宇治橋を越えた先に位置する「参集所(参集殿)」、もしくは内宮・外宮の神楽殿では御朱印帳を販売しています。

ただし、両宮の神楽殿では「小サイズの御朱印帳」・「小サイズの御朱印帳袋」しか取り扱っていませんのでご注意ください。

伊勢神宮の御朱印帳の販売場所の詳細や種類・値段に関しては以下の別ページにてご紹介しています。

関連記事: 伊勢神宮の「御朱印帳」の購入情報(販売場所・値段(料金)・通販・待ち時間・限定)など




ところで・・普通のスタンプ帳に御朱印っていただける??

普通のスタンプ帳に御朱印っていただける?

当サイトの他のページでもご紹介しました「御朱印の歴史(昭和初期のスタンプブームの問題)」では、御朱印は単なる記念スタンプとは違う事や、記念スタンプを御朱印帳に押すべきではない事を記しています。

これは御朱印が単なる記念スタンプではなく、お守りと同義と言えるからです。

よってスタンプ帳に御朱印をいただく行為は、神職さんやお寺の方に失礼にあたります。

尚、御朱印は1枚ものの用紙でも授与していただくことができますので、御朱印帳が無い方は用紙でもお願いもできます。

しかし必ずとは言いませんが、わずか1000円ほどで御朱印帳が購入できますので、御朱印をいただく際の最低限の礼儀として、やはり御朱印帳を持参して御朱印をいただようにしておきたいものです。

おわりに・・

何といっても御朱印は大切な「御朱印=思い出」とも言い換えることができます。

いただいた御朱印を眺めて、ノスタルジックな感傷にひたるのも、御朱印収集の至極の楽しみ方と言うものです。うきゃ

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