「パールブリッジ」を渡ると、ミキモト真珠島に到着します。
順路があるわけではありませんが、島内を時計回りに歩いて見どころを網羅するのがおすすめです。
それでは、主な見どころをご紹介します!
項・一覧
ミキモト真珠島の島内地図
画像提供:ミキモト真珠島
ミキモト真珠島まわり方案内図
ミキモト真珠島の見学所要時間(滞在時間)
ミキモト真珠島は面積約7000坪の小さな島です。
これは、東京ドームの建築面積のおよそ半分ほどの広さなので、歩いて1周してもさほど時間はかかりません。
上記でご紹介した見どころを1つ1つ回っても、見学所要時間は1時間~1時間30分ほどです。
ゆっくりとお土産を探したり、お食事をしたり、見晴し台からの眺めや自然林散策を時間をかけて楽しみたい場合は、その分の時間も加味して計画を立ててみてください。
3時間ほどかけて満喫する方も多いようですよ。
- 真珠博物館:30分〜40分(じっくりと観覧した場合は約1時間)
- 御木本幸吉記念館:約20分(じっくりと観覧した場合は約40分)
- 珠の宮(願いの井戸):5分(願い事を書いたりすると15分くらい)
- 島内遊歩道を1周するための所要時間:約20分
合計滞在時間:1時間〜1時間30分
お土産選びやランチを含めた場合:プラス約1時間30分して、合計2時間30分〜3時間!
ミキモト真珠島の営業時間・定休日
営業時間(2019年度)
ミキモト真珠島の営業時間は時期によって変わります。以下は2019年度の例ですが、年によって多少変動する可能性があるので、最新情報をご確認ください。
なお、入場は、閉場時間の1時間前までとなっています。
- 1月1日~3日:8時30分~17時30分
- 1月4日~3月18日:8時30分~17時
- 3月19日~4月26日:8時30分~17時30分
- 4月27日~5月5日:8時30分~18時
- 5月6日~8月9日:8時30分~17時30分
- 8月10日~8月15日:8時30分~18時
- 8月16日~10月31日:8時30分~17時30分
- 11月1日~11月30日:8時30分~17時
- 12月1日~12月9日:9時~16時30分
- 12月13日~12月20日:9時~16時30分
- 12月21日~12月31日:9時~17時
定休日
- 12月第2火曜日より3日間
ミキモト真珠島内の「見どころ(回り方)」
パールブリッジ
ミキモト真珠島は、完全な島になっていますので海を越えて渡る必要があります。
ただ、パールブリッジの長さは約60mほどなので、それほど離れているわけではありません。
パールブリッジは”ブリッジ”といっても、大きな病院で例えると、隣の病棟へ行くための渡り廊下のような感じです。
渡ると「ウェルカム」の看板が見えてきます。いよいよここからミキモト真珠島に入ったんだという実感が湧きます。
真珠博物館
真珠博物館では、真珠の養殖が始まる前の天然真珠を用いたアンティークジュエリーの他、明治から昭和期のクラシックコレクション、日本の伝統工芸の技術を駆使して作られた美術品など、数々の美術品が展示されています。
特に博物館所蔵の王冠「パールクラウンⅠ世・Ⅱ世」は必見です!
他にも、真珠の色・輝きを科学的な視点から紹介する展示や養殖真珠ができるまでの過程を示す展示などがあり、毎年テーマを設定しての特別展も行われています。
御木本幸吉銅像
海辺には養殖真珠の生みの親・御木本幸吉の銅像が建っています。
上記、観覧ルートを通り、最初に皆すぅぁまの前に最初に現れるスポットは、・・なんと!「真珠王・御木本幸吉像」ザマス。
遠くから見ると、枯れた樫(かし)の木の森に住んでいる わりとガタイの良い毎日ジム通い中の杖を持った魔女のように見えます。長い
この御木本幸吉さん像の前が島内における公式的な記念写真撮影ポイントになっています。
スタッフの方は、さすが「真珠王国」と思っちまぅほど、誰もが心優しく、上品でエレガントな方たちばかりなので、家族写真を撮る際、近くにいれれば気軽に一声かけてみてください。
きっと喜んで写真を撮ってくれることでしょう。
松並木から見る景観
この御木本幸吉像の前は実に広々とした広場が広がっており、すがすがしい気分になるのですが、像を正面に見て左脇には松並木が見えます。
松並木の前にはベンチが置かれ、晴れた日にはベンチに座りながら鳥羽の海を一望することができます。
正面に見えるのが坂手島とその向こうに菅島、像の後方には答志島です。
カメラや望遠鏡はもはや必需品と言えるでしょう!お忘れなきよう!
ラブラブの石
また、この銅像の近くのソテツの植え込みの縁石の1つにハート型のものがあり、「ラブラブの石」と呼ばれて話題のパワースポットとなっています。
御木本幸吉の生涯と御木本幸吉像については、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。
パールプラザ(ショップ・レストラン)
1階「パールショップ」
1階は高品質のパールジュエリーやミキモト真珠島のオリジナルグッズ・お菓子などの土産物を取り扱うショップです。
パールジュエリーは、高価なものから、日常使い用に気軽に購入できるものまで、幅広い価格帯の真珠製品が並んでいます。
真珠は色艶形が、ほんの少し異なるだけで値段に雲泥の差が生まれます。
ところでアンタは黒い色をした「黒真珠」っていう真珠があるのをご存知?
ミキモトでは黒真珠も取り扱っているのよ。ムフ♥
画像提供:ミキモト真珠
試着もできますので、納得のいくものを、じっくりと探してみてください。
もちろん、大切なあの人へのプレゼントにもおすすめです!
2階「レストラン阿波幸」
パールプラザの2階は鳥羽湾を一望できるレストラン「レストラン阿波幸(あわこう)」になっており、真珠を育む「アコヤ貝」の貝柱を使った料理が味わえます。
ちなみにこのレストランの名前は、御木本幸吉の生家のうどん屋の店名に由来しています。
お食事メニューの他、ソフトドリンクやスイーツもあります!
レストラン阿波幸のおすすめメニュー
- 真珠うどん(1,000円)
:伊勢うどん、貝柱しょうゆ煮、小鉢、うずらのゆでタマゴ
- 真珠定食(1,500円)
:伊勢うどん、貝柱しょうゆ煮、貝柱フライ、貝柱うに和え、うずらのゆでタマゴ、貝柱入り 炊き込みご飯 - アコヤサンド&ドリンク(800円)
:アコヤ貝の貝柱のフライを、貝型のバンズでサンドしたバーガー
オススメは真珠定食1500円と食後にクソ腹へ流し込む、地元鳥羽産の「鳥羽サイダー」です。
料理全体を通して少し塩っ気がありますので、甘みが欲しくなります。
そこで天然水で作られたアッサリ味のほんのり甘いソーダの登場です!食後の堕落しきった口内を適度に引き締めてくれます。ホフホフ
海女スタンド
「海女さん」と聞けば、今は実在せずに過去に存在した伝説的な人物という感が否めませんが、ミキモトにとっての海女さんは真珠の養殖に欠かせない存在でした。
海女スタンドでは、その海女さんたちの活躍が間近で見られるスポットで、実演を見学することができます。
実演は1時間に1回程度行われています。
なお、荒天時は実演が中止となる場合があります。
ミキモト真珠島の海女の実演のスケジュール、見どころなどと、海女の歴史や服装については、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。
関連記事:海女とは!?「海女の仕事・歴史・服装など」と、ミキモト真珠島の海女の実演(ショー)の見どころ・時間などについて
見晴し台
丘の上から坂手島(さかてじま)や答志島(とうしじま)など鳥羽湾の島々を眺めることができる、絶景スポットです。
周囲に広がる森は「野鳥の森」と名付けられた天然林で、樹齢200年を超える松やシイも見られます。
ベンチに腰を掛けて鳥のさえずりに耳を傾けながら景色を眺める、至極のリラックスタイムをどうぞ!
球の宮(神社)
珠の宮は、豊受気姫命(とようけひめのみこと)を祀り、一家繁栄、長寿、縁結びなどのご利益があると言われる神社です。
願い事を書いた貝殻を投げ込んで願掛けをする「願いの井戸」も、パワースポットとして人気となっています。
ミキモト真珠島の「珠の宮」の歴史やご祭神については、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。
御木本幸吉記念館
御木本幸吉記念館は、世界で初めて真珠の養殖に成功した「真珠王」こと御木本幸吉の生涯と業績について学べる施設です。
写真や遺品も多数展示され、真珠王と故郷・鳥羽との関わりや、彼の人生哲学を垣間見ることができます。
御木本幸吉の生涯については、ぜひ当サイトの以下のページ↓で予習してからお出かけください!
お土産屋(売店)
上記でご紹介した回り方で島内を進むと時計回りにグルっと1周することになるのですが、最後の最後にやはり見たいものはお土産です!
人気はオリジナルのマドレーヌ(1620円/10個入り)」や、昨今流行りのご当地サイダー「鳥羽サイダー(300円/本)」です。
注目!化粧品販売コーナー!
それと、ミキモトは真珠が有名ですが、実は真珠の成分を配合した化粧品も売店の隣の専用スペースにて販売していますので、女性のみならず、むしろ男性の方もぜひ1度、ご覧になってみてください。
ここだけの話・・「ミキモト真珠島」の感想
ミキモト真珠島は小さいお子さん連れで来訪すると、お子さんが飽きて歩きながら寝てしまうこともあるでしょうな。
お子さん向けの施設ではないということです。
これだけいうとミキモトさんを批判していることになりますが、事実です。
島内のメインは真珠や海女の歴史をパネルや実物で紹介・展示している博物館と海女の実演ショー、それにエレガントな女性が通うような内装および真珠商品を取り揃えたパールショップ(売店)です。
真珠のミキモトブランドということもあって、銀座あたりの高級ブティックといった感じです。
海女の実演ショーも、伝承される海女の素潜りの様子をそのままに再現していますので、躍動感には欠けます。好奇心旺盛で刺激を求めたがるお子さんが見ても、恐らく「ツマラナイ」の一言で片付いてしまうことでしょう。
何かヒーローショー的なものをミックスさせれば別かもしれません。
たとえば海中からいきなり最恐怪獣が飛び出てきて、実演中の海女を襲う。ガォォォォっ!!…。…?
その後、海女を助けるためにホニャララ♪ライダーとホニャララ戦隊が登場して最恐怪獣ガメゴンと戦う。(実はこの最恐怪獣は”ガメゴン”と言う)
ちなみにこのガメゴン、かつては竜宮城に仕えたエース級の亀であり、浦島も背に乗せたほどの有名なウミガメだったが、黒真珠が持つ魔のフォースに引きづりこまれてガメゴンになった。
しかし役者同士、演技で殴り合っているうちに急所に入ったとかでモメはじめ、挙句、本気モードに切り替わって本気の殴り合いを展開してしまい公演中止で終わ・・る?
・・?
・・
・・と、まぁ、(コホンっ!)このようなワケのわからない勢いだけのパフォーマンスでもあれば別ですが、そうったものもありません。子供は勢い
以上、まとめると対象年齢は18歳〜シニア、性別はどちらかというと女性向きのような気がします。(販売品目が真珠のアクセや化粧品になりますので)
ただ、ミキモト真珠島では、ゴールデンウィークや夏休み期間中に、お子さん連れのファミリー向け体験イベントを開催していることがありますので、これらの期間中を狙って訪れてみてはいかがでしょう。
ミキモト真珠島の住所・お問い合わせ先
住所
- 三重県鳥羽市鳥羽1-7-1
電話番号
- 0599-25-2028
ミキモト真珠島周辺の観光情報
鳥羽水族館
ミキモト真珠島の前には鳥羽水族館がありますので、キャっ、…っプル(訳:カップル)で来訪されている方は鳥羽水族館と併せて観光というプランもオススメです。
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イルカ島
それと、注目度は薄いですが、ミキモト真珠島の前の船着場からは「イルカ島」なる謎の島へ往来する遊覧船が運航しています。
この謎に包まれた「イルカ島」のついては下記ページにてご紹介しています。
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