伊勢神宮の2つの「木札」
伊勢神宮で「木札」と言うと、2つの意味合いがあります。
一般に伊勢神宮に参拝する事を「参宮」と呼びますが、江戸時代にはこの参宮が大流行していました。
丸めた「ござ(畳)」と、その「ござ」の先に付けた「ひしゃく」を持って行き来するのが当時のスタイルで、これが、お伊勢参りをする人の目印になっていました。
伊勢の人々は、そんな「ひしゃく」を持った人を手厚く歓迎し、もてなしたのです。
伊勢神宮の「参宮・木札」は、現代でも江戸時代の「ひしゃく」に取って代わるもの
伊勢神宮の「参宮・木札」は、その「ひしゃく」に取って代わるものなのです。
そして驚くことに、この伊勢神宮の「参宮・木札」は、10月~3月までの平日に、なんと、先着100名限定で、無料で配布されています。
配布場所は、「外宮前の観光案内所」で、朝の8時半から配布しています。
そして、当時のもてなしに代わるのが「福袋」です。
「伊勢 菊一」などの「旅処」に、この「木札」を持っていくと、「伊勢志摩観光施設の割引券」や「クーポン券」、「ノベルティグッズ(珍しいレアなグッズ)」などが入った「福袋」がもらえます。
「木札」は購入することもできる
観光案内所でもらう機会を逃せば、木札は手に入らないのでしょうか?
「木札」だけ、欲しい方もいらっしゃると思います。
そういった方のために、「木札」だけ単品で購入ができます。
購入ができる場所は、「旅処」の看板が上がったお店です。
すなわち、有名処の例を挙げますと、上述の「伊勢 菊一」などです。
木札の販売場所
- 旅処(内宮・外宮)
木札の値段
- 500円
伊勢神宮のもう一つの木札・「守祓(まもりはらい)」の御守り
一方、「守祓(まもりはらい)」と呼ばれるお守りも「木札」と呼ばれる事があります。
こちらは身に付けるお守りで、持ち歩く事で効果を発揮すると言われています。
しかし中には、「開運鈴守」の中に「守祓」の御守りを入れる人もいるようです。
例えば、外宮で開運鈴守を購入したあと、内宮で「守祓」を購入し、外宮で買った開運鈴守の中に入れると言った具合です。
伊勢神宮の「守祓」の御守りのサイズ(大きさ)
- 縦43㎜(4.3cm)×横13㎜(1.3cm)
伊勢神宮の「守祓」の御守りの値段
- 1個1,000円
伊勢神宮の「守祓」の御守りの販売場所と通販はできるのか?
- 神楽殿
- 内宮の参集殿
- 神宮会館
などで販売しています。
また、伊勢神宮の「守祓」の御守りは、他のお守りと同様、通信販売では購入できません。
伊勢神宮の「守祓」の御守りの効果の持続時間(有効期限)
伊勢神宮の「守祓」の御守りの効果は永年続きます。
したがって、有効期限はありません。
伊勢神宮の「守祓」の御守りの返納方法
伊勢神宮の「守祓」の御守りも他の御守りと同じく、神様が宿っています。
神様が宿っていますので、返納方法も他のお守りと同じようにします。
- お焚き上げ
- 古神札納め所
などに返納します。
「守祓」を返納する時は、伊勢神宮まで出向かずとも、近所の神社でも返納ができます。
「守祓」は、大きさも小さいながら、ご利益も備わっていますので、財布に入れたり、カバンやバッグに容易に収納することが可能です。
普通の御守りと同じように、取り扱いもできますので、ぜひ、伊勢神宮に来られた際は、気軽に購入してみてください。
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