伊勢神宮の巫女さんになるための「こんな条件」
まず、伊勢神宮の巫女さんは、正社員として「巫女」になるためには、「未婚である」ということです。
そして、さらに契約社員の募集は無いそうです。
これは、この「伊勢神宮」に限らずですが、どの神社においても、いくら年齢が若くても、この条件は変わらないものらしいです。
伊勢神宮の職種「舞女」
ちなみに「伊勢神宮」では、「巫女」さんのことを「舞女(ふじ)」と呼びます。
また、もう一つの条件として、「年齢」ですが、この「伊勢神宮」については、かなり厳格で、採用時は、「高校の新卒のみ」と決まっているようです。
ちなみに、他の神社でもこの採用時の年齢制限はありますが、ここまで厳格に定めているのは、おそらく全国でもこの「伊勢神宮」だけではないでしょうか。
これは参った。。伊勢神宮の巫女さんの採用年齢と意外な定年について
伊勢神宮の正社員の巫女さんになるためには、高校3年生で採用試験を受けて、合格後、翌年の4月からすぐに働くというのが一般的らしいです。
そして、なんと!「23歳で定年を迎える」とのことです。
つまり、5年間しか奉職できないということです。
その為、毎年一定の「定年」者が出る為、採用も定期的に行われており、伊勢神宮では、毎年10名前後の「舞女」を募集しているようです。
伊勢神宮の巫女さんの就職試験の内容
伊勢神宮の巫女さんの就職試験の内容と順番
伊勢神宮の巫女さんの就職試験は、以下のような内容で実施されます。
面接
基本的に、一般の企業と同じようなレベルです。
- 巫女への志望動機
- なぜ、伊勢神宮で働きたかったのか?
- 自己アピール
筆記テスト
- 高校生レベルの国語、社会、英語、一般常識など
就職前の見学会では「巫女さんが食べているレアな食事が食べれる??」
尚、伊勢神宮では、巫女さんの職務内容を把握してもらうための一環として、就職前に、職場の「見学会」が設定されているそうです。
この見学会では、職場の雰囲気を知ることが目的ですが、神宮内で「舞女」さんが食べている「昼食」も食べれるらしいです。
この人生のうちで「5年間」しかなれない魅力のある仕事であると言えますが、仕事の内容は、結構キツいみたいです。
いやぁ、厳しい!!伊勢神宮の巫女さんの意外な仕事内容
意外に着るのに時間がかかる「巫女の装束」
まず、伊勢神宮の現役の巫女さんは、「装束(しょうぞく)」という舞女さんが身にまとう着物を着用するののに、けっこうな時間がかかるそうです。
以上のことから、朝は始業時間の30分前には出社しているようです。
出社後はのお仕事は以下のような内容になります。
- お参りにきた方の接客
- 祈祷
- 案内書作り
- 神主さんの装束準備
- 境内の清掃
- 物品の会計事務仕事
など肉体労働から事務まで多種多様な業務があります。
尚、何にもないような平日は、暇らしいですが、七五三、正月などの繁忙期は、その催し物の準備などもあり、休憩も取れないぐらい忙しくなる時もあるようです。
伊勢神宮の「舞女」から神職になれる道も用意されている
ちなみにこの「舞女」としてのお勤めが終わった後、「神道」を学ぶために大学に入って、「神職」の資格を取る方もいるみたいです。
また、「アルバイト」としての「舞女」は、冬の短期バイトとして、高校生などを中心に毎年多くの募集をしているようです。
しかし、仕事はやはり、正月という繁忙期ということあるので、かなりきついみたいです。
どうやら「憧れ」だけでは、出来ない仕事のようですね・・。
ちなみにこの「巫女」さんを目当てにした男性(巫女マニア)が毎年のように来るらしく、写真を撮られることもよくあるみたいです。
おわりに・・
若い時期というのは、人生のうちで1度しかありません。
特に女性であれば永遠の若さに憧れるでしょう。
女の一生としての、若さを謳歌したい方であれば、アルバイトで巫女さんになって、巫女マニアの方に写真を撮られるのも良いかもしれんね。
少し、いつもとは違った自分になれて、思い出話はできそうです。
また、同じ巫女仲間との出会いもあります。
ここで知り合った仲間が、あなた自身の人生を大きく変えるような親友になるかもしれません。
あっと、しかし、巫女としての勤めはキッチリと忘れずに・・。
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