「とある場所」で「とある白い布」がメクれると『天照御大神の白い風が吹く』❓❓
伊勢神宮の歴史のことを調べていると、『「とある場所」で「とある白い布」がメクれると「天照御大神の白い風が吹く」』と言う、よく意味のわからない謎めいた話が出てきました。
いったい、この言葉の意味とは、何なのか?
また、言葉の先に大きな秘密があるのか?
それを、少し調べてみましたので、その結果をご紹介したいと思ふ。
伊勢神宮の”とある白い布”の正体
そして調べていくうちに分かったのですが、伊勢神宮の「とある白い布」とは「御幌(みとばり)」のことを指し示しめすものだと分かりました。
「御幌(みとばり)」とは、室内に垂れ下げて覆(おお)い隠すときにつかう布のことで、伊勢神宮では、それに白い布を用いています。
この御幌は内宮と外宮の御正宮で見ることができます。
伊勢神宮を参拝された方の経験談をみると、石段をあがってお参りする時や、「御垣内(みかきうち)参拝」の時に白い布が、風もないのに舞い上がることがあるということです。
この舞上がり方は色々あって、白い布がやさしく揺れる程度のものから、スぅ~と上がって、しばらく保持した状態のものや、激しく揺れるものもあるようです。
白い布が揺れたり、めくれたりするのは、神様からの合図と言われていることから、この経験をされた方は、驚きとともに神様が出てきてくれたという喜びの気持ちでいっぱいになるそうです。
「とある場所で白い布がめくれると、白い風が吹く」について
「白い布がめくれる」経験をした人は、そこに神様が現れたような気持になって、見えない神様への「畏敬(いけい)の念」をいだくのでしょう。
つまり、「白い布がめくれると、白い風が吹く」の意味は、以下のように解釈することができます。
『参拝をした時に、御幌の白い布が揺れて神様が合図をして下さった』
『自分のために神様が来てくださったと思うと嬉しくて心から感動が沸き起こった』
と、いう気持ちをあらわしているのだと思います。
内宮、外宮を参拝される方は、静かな雰囲気の中で厳かな気持ちになり、素直な自分になれるそうです。
特に、御垣内参拝をする方は、清らかな気持ちや緊張感で気持ちが高ぶって、涙がでることもあるようです。
そのような状態で、突然白い布が舞い上がったとしたら、神様が来てくださったと思うのは自然な気持ちかもしれません。
伊勢神宮の内宮・外宮には「伊勢神宮、独特の風」が吹くことがある
ちなみに伊勢神宮の御垣内には、次のような独特な風が吹いているようです。
伊勢神宮の内宮と外宮の御垣内は、まったりとした風のない日でも、突然風が吹くことがしばしばあります。
内宮では、海から離れているのに御垣内の鳥居付近で、優しい潮風が香り、外宮の御垣内では、清々しい風が突然に吹いてくるようです。
内宮や外宮は、海から離れているといっても、地図上でみると、「海」、「川」、「森」などが隣接している地域になります。
突然吹く風は、地形的なものが影響しているのかもしれません。
参拝者が、無風状態で、白い布が舞い上がったと感じたのは、突然吹く風のせいだったのかもしれません。
伊勢神宮の宮域に吹く優しい風や、清々しい風は、きっと神様が起こしているのかもしれませんね。
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