宇治橋の鳥居

| 区分 | 詳細 |
|---|---|
| 鳥居の大きさ | 高さ:約7.44m |
| 木の周囲 | 直径:約75cm |
| 鳥居の形状 | 伊勢鳥居(神明鳥居) |
| 重さ | 総重量:約5トン |
外宮での参拝が終わって束の間、いよいよ大御神の御座す「本宮(御正宮)」へのお参りが始まります。
まさにお伊勢参りはここからがスタートです。
次の心の準備を整える暇もなく、参拝者をさっそく出迎えてくるのが、内宮の神域を守る門とされる「宇治橋の鳥居」です。
宇治橋の鳥居の形状の名前とは❓
内宮の鳥居の種類は、すべて「神明鳥居」と言われ、その中の種類の1つである「伊勢鳥居」と呼ばれる見た目は単純な「素木組みの鳥居」となります。
伊勢神宮の鳥居の形状は、すべて「伊勢鳥居」で統一されているので、大きさや寸法も若干の違いはあれど、基本的に同じです。
伊勢神宮内宮の参道の鳥居の数
伊勢神宮の内宮の参道には大きく見て鳥居が3本素敵に‥あ、あっちゃぅ。
それが、「宇治橋の鳥居・一の鳥居・二の鳥居」の3本です。
しかし、厳密に言うと6本の鳥居が‥あ、あっちゃぅ。
6本とは、以下↓の通りです。
- 宇治橋の鳥居:橋のたもとの前後に1本ずつの計2本
- 一の鳥居
- 二の鳥居
- 風日祈宮橋:宇治橋と同様に、橋のたもとの前後に1本ずつの計2本
遷宮後の外宮の鳥居で使用される木材と遷宮後の行方
地元の人以外は、あまり知る人は少ないのですが、実は、伊勢神宮の内宮の「宇治橋」の鳥居は、神域側と入口側とで、特定の場所の木材が使用されているのです。
神域側の鳥居は、「旧・内宮の御正殿の棟持柱を約2.5cmを削って使用している」ようです。
一方、入口側の鳥居は、「旧・外宮の御正殿の棟持柱が同様に削られて使用されている」ようです。
実は、これで終わりではなく遷宮の後には、また行き先があって、入口側の鳥居は三重県桑名市の「七里の渡し場跡」の鳥居にとして、新たな生を得るそうです。
七里の渡し・伊勢国一の鳥居建て替え奉祝祭(お木曳行事)
上述した桑名市でも神宮の遷宮時には、一大イベント(行事)があります。
それが「七里の渡し・伊勢国一の鳥居建て替え奉祝祭(お木曳行事)」という行事です。
おおよそ2000人で、鳥居を「七里の渡し」まで運ぶ儀式になります。
伊勢への入口、東の追分・鈴鹿関(関宿)の門
一方、神域側の鳥居は、三重県亀山市の「関宿」の通りの鳥居として新たな生を得るようです。
亀山市の関宿は、江戸時代の東海道と伊勢街道への分岐する地点に造られた宿街で、ここから伊勢の国という意味合いで「鳥居」が建てられるようです。
↑竣工式の後、「くぐり初め」して、伊勢方面へ向かう100人の人々の様子
なお、「東の追分」と呼ばれるこの「関宿」は、江戸時代では「鈴鹿関」と呼ばれおり、現在では、亀山市の重要伝統的建造物に指定されています。
気になる方は、お伊勢参りのついでに、こちらへも足を運ばれてはいかがでしょうか。
伊勢神宮の鳥居の両側にある「榊の枝」の意味と由来
伊勢神宮では、「狛犬」や「鈴」、「注連縄(しめなわ)」はありませんが、「榊(さかき)」は、色々なところに使われていて、主に、鳥居の柱の両側に「榊の枝」が上向きに「紐(ひも)」で据え付けてあります。
そもそも、榊の意味合いとは、俗世と神域などの「境界」を司る意味合いや、国家繁栄の「栄える」の言葉が、時代の流れと共に推移して「榊」と呼ばれるようになったと云われております。
これはつまり、榊が「境木(さかき)」に通じるものとされているためです。
↑最近のホルモン食いまくり度合ほど噂の‥「お榊」
つまり、ここでの榊の意味合いとは、「神域への境界」「神域を守る」「神域と俗世を隔てる結界」などの意味合いが強いと思われます。
他にももう1つ由来があり、榊は葉の色がどの葉も均一で、極度に異なりを見せないことから、これは永久不変の心を示す証として「神様への変わらぬ信仰心をも意味する」と云われております。
関連記事:伊勢神宮に注連縄や狛犬がない理由とは?
【豆知識その1】「明神鳥居」と「神明鳥居」
「明神鳥居」
鳥居は、上部にある二つの横柱を2本の柱で支えて立っている形をしていますが、この形を作りあげるのに、細かい構造をみると色々なものがあります。
それを大きく2つに分類すると、「明神鳥居(みゅうじんとりい)」と「神明鳥居(しんめいとりい)」に分けられます。
「明神鳥居」は、最上部は「笠木(かさぎ)」と「島木(しまぎ)」を重ねた二層構造を採用しています。
そして、この笠木の両端は反り上がった形をしていることが多く、二層構造の横柱と、その下にある横柱との間の中央部には、「額束(がくつか)」という額が取り付けられています。
「明神鳥居」は、このように「装飾的な要素を多く取り入れた構造」で造られています。
「神明鳥居」
これに対して「神明鳥居」は、シンプルな構造で、最上部の笠木は二層ではなく、島木を使わないで一つの柱で作っています。
そして、反り上がり構造は用いないで、直線的な形のものにしています。
又、笠木や、「貫(ぬき)」という笠木の下の少し下にある横柱と、2本の立柱は円形をしていることが多いそうです。
伊勢神宮にある鳥居は、島木はなく、笠木の反りもありません。
そして額束もないことから、「神明鳥居」に分類されると思います。
伊勢神宮の鳥居の特徴は、「笠木が5角形」をしていて、笠木の両端が斜め下に切り落とされている形をしています。
また、貫という横木が立柱を突き抜けていない構造で、貫と立柱には楔(くさび)が打ちこまれて固定されているという特徴があります。
鳥居が日本史上にいつ頃登場したのか?
鳥居の起源については多くの説があり、未だ謎が多いのですが、おおよそ西暦800年から900年頃には、鳥居の祖先とも言えるべき、木組みのような物が建てられていたと云われています。
宇治橋で見る幻想的な「初日の出(日の出)」と日が昇る頃合と時間
宇治橋を語る上で忘れていけないのが、「日の出(初日の出)」です。
神宮参拝の話を伊勢参りのツウなベテランから伝え聞くとき、「早朝参拝」という言葉をよく耳にすることがあります。
伊勢神宮で見る初日の出については下記ページを素敵に要チェック💘
伊勢神宮・内宮(境内)のおすすめの参拝ルート
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