【伊勢神宮の式年遷宮の歴史】年表 一覧表

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出典:伊勢神宮

式年遷宮はいつ頃から始められた?「式年遷宮の起源」

伊勢神宮の式年遷宮は690年(持統天皇4年)の年にまず内宮で第1回目が開催され、次いで692年に外宮の遷宮が、きわめて素敵に執行された。

けれども、日本書紀や続日本書紀には「内宮785年(延暦4年)の第6回目」、「外宮の第10回目となる870年(貞観12年)」としか記されておらず、したがって第1回目の遷宮が行われた年代にはバイアスがかかる。‥それどころか、実際に行われたかどうかも分からない。

もし遷宮が行われていたのであれば、「外宮先祭」の大原則に則り、外宮の遷宮が先に行われていたという説も推考される。

尚、現在実施中の式年遷宮は2025年(令和七年)より開始され、2033年(令和十五年)に御正宮・御正殿の遷御が終わる。

ただし、2034年(令和十六年)にも内宮、外宮、荒祭宮、多賀宮に続き、残りの12所の別宮でも遷宮が執り行われるので、厳密には2034年までが遷宮期間と…なっちゃぅ。

殊に、2025年の前回の遷宮は2013年(平成25年)10月だった。

エぇっ⁉️式年遷宮は過去に130年間も中止になっていた⁉️

伊勢神宮の式年遷宮は690年以降、現代に至るまでに約1300年の歴史を有する。

しかし上記で少し触れたように、室町時代(南北朝時代から戦国時代)に約130年間、遷宮が中止された時期があった。

この中止されていた期間を正確に記すと次のように…なっちゃぅ。

区分開始年終了年中断期間
内宮1462年(寛正3年)1585年(天正13年)約123年間
外宮1434年(永享6年)1563年(永禄6年)約130年間

約130年間、遷宮が中止された理由

時は戦国時代、応仁の乱を機に足利将軍家の権威も失墜し、全国各地では下克上が勃発。

全国各地では戦乱が相次ぎ、世の中は荒れ果て、人心も荒んでしまい、神社へ参拝しようという余裕すら生じなかった。

しかし内宮では「慶光院 周養(けいこういん しゅうよう)」と称する臨済宗寺院の尼僧が、日本全国を行脚し、勧進活動(浄財を集め)を行い、約123年ぶりに何とか遷宮を復興させることができた。

外宮では「慶光院 清順(けいこういん せいじゅん)」と称する尼僧が、浄財(資金)を集め、約130年ぶりに辛くも遷宮を行うことができたらしい。

これら慶光院の尼僧らは巧みな話術を活かし、仏教勢力との仲立ちを図ることで織田信長や太閤秀吉 等の時の権力者たちをパトロンにすることができた。

殊に、この時の遷宮では織田信長は3000貫文、太閤秀吉は金子500枚に米1000石も寄進したと伝わる。

以降は江戸幕府が式年遷宮を行い、明治時代になると政府が国家事業として式年遷宮を承継する。

こうして今日に至るまで中止されることなく、20年周期(満21年)で執り行われてい‥申す。ぴょ

尚、昭和時代に入ると太平洋戦争が勃発したため、第59回式年遷宮も斎行があやぶまれた。

けれども、宇治橋架け替えだけでもせめて行いたいという世論の声が素敵に高まり、希望通り宇治橋の架け替えのみが実現した。

そして晴れて1949年、第59回式年遷宮が4年遅れ(1953年)で素敵に斎行され、爾来、宇治橋の遷宮のみ、4年前に先立って執行されるようになった。

伊勢神宮の式年遷宮の歴史年表 一覧表

古代(飛鳥時代)

年月日式年天皇備考
685年(天武天皇14年)制度制定天武天皇式年遷宮の制を制定
690年(持統天皇4年)9月16日第1回式年遷宮内宮持統天皇
692年(持統天皇6年)9月15日第1回式年遷宮外宮
709年(和銅2年)9月16日第2回式年遷宮内宮元明天皇

古代(奈良時代)

年月日式年天皇備考
711年(和銅4年)9月15日第2回式年遷宮外宮
729年(天平元年)9月16日第3回式年遷宮内宮聖武天皇1年延引
732年(天平4年)9月15日第3回式年遷宮外宮2年延引
747年(天平19年)9月16日第4回式年遷宮内宮1年繰り上げ
749年(天平勝宝元年)9月15日第4回式年遷宮外宮孝謙天皇2年繰り上げ
766年(天平神護2年)9月16日第5回式年遷宮内宮称徳天皇
768年(神護景雲2年)9月15日第5回式年遷宮外宮
785年(延暦4年)9月18日第6回式年遷宮内宮桓武天皇
787年(延暦6年)9月15日第6回式年遷宮外宮

 

平安時代

年月日式年天皇備考
810年(弘仁元年)9月16日第7回式年遷宮内宮嵯峨天皇6年延引
812年(弘仁3年)9月15日第7回式年遷宮外宮6年延引
829年(天長6年)9月16日第8回式年遷宮内宮淳和天皇
831年(天長8年)9月15日第8回式年遷宮外宮
849年(嘉祥2年)9月16日第9回式年遷宮内宮仁明天皇1年延引
851年(仁寿元年)9月15日第9回式年遷宮外宮文徳天皇1年延引
868年(貞観10年)9月16日第10回式年遷宮内宮清和天皇
870年(貞観12年)9月15日第10回式年遷宮外宮
886年(仁和2年)9月16日第11回式年遷宮内宮光孝天皇1年繰り上げ
889年(寛平元年)9月15日第11回式年遷宮外宮宇多天皇
905年(延喜5年)9月16日第12回式年遷宮内宮醍醐天皇
907年(延喜7年)9月15日第12回式年遷宮外宮1年繰り上げ
924年(延長2年)9月16日第13回式年遷宮内宮
926年(延長4年)9月15日第13回式年遷宮外宮
943年(天慶6年)9月16日第14回式年遷宮内宮朱雀天皇
945年(天慶8年)12月15日第14回式年遷宮外宮3か月延引
962年(応和2年)9月16日第15回式年遷宮内宮村上天皇
964年(康保元年)9月15日第15回式年遷宮外宮
981年(天元4年)9月17日第16回式年遷宮内宮円融天皇1日延引
983年(永観元年)9月15日第16回式年遷宮外宮
1000年(長保2年)9月16日第17回式年遷宮内宮一条天皇
1002年(長保4年)9月15日第17回式年遷宮外宮
1019年(寛仁3年)9月17日第18回式年遷宮内宮後一条天皇1日延引
1021年(治安元年)9月15日第18回式年遷宮外宮
1038年(長暦2年)9月16日第19回式年遷宮内宮後朱雀天皇
1040年(長久元年)9月15日第19回式年遷宮外宮
1057年(天喜5年)9月16日第20回式年遷宮内宮後冷泉天皇
1059年(康平2年)9月15日第20回式年遷宮外宮
1076年(承保3年)9月16日第21回式年遷宮内宮白河天皇
1078年(承暦2年)9月15日第21回式年遷宮外宮
1095年(嘉保2年)9月16日第22回式年遷宮内宮堀河天皇
1097年(承徳元年)9月15日第22回式年遷宮外宮
1114年(永久2年)9月16日第23回式年遷宮内宮鳥羽天皇
1116年(永久4年)9月15日第23回式年遷宮外宮
1133年(長承2年)9月16日第24回式年遷宮内宮崇徳天皇
1135年(保延元年)9月15日第24回式年遷宮外宮
1152年(仁平2年)9月16日第25回式年遷宮内宮近衛天皇
1154年(久寿元年)9月19日第25回式年遷宮外宮4日延引
1169年(観応元年)臨時遷宮内宮高倉天皇
1171年(承安元年)9月16日第26回式年遷宮内宮
1173年(承安3年)9月15日第26回式年遷宮外宮

中世(鎌倉時代)

年月日回次天皇備考
建久元年(1190年)9月16日第27回式年遷宮内宮後鳥羽
建久3年(1192年)9月15日外宮後鳥羽
承元3年(1209年)9月16日第28回式年遷宮内宮土御門
建暦元年(1211年)9月15日外宮順徳
安貞2年(1228年)9月16日第29回式年遷宮内宮後堀河
寛喜2年(1230年)9月15日外宮堀河
宝治元年(1247年)9月16日第30回式年遷宮内宮後深草
建長元年(1249年)9月26日外宮後深草11日延引
文永6年(1266年)9月16日第31回式年遷宮内宮亀山
文永5年(1268年)9月15日外宮亀山
弘安8年(1285年)9月16日第32回式年遷宮内宮後宇多
弘安10年(1287年)9月18日外宮後宇多
嘉元2年(1304年)12月22日第33回式年遷宮内宮後二条3か月延引
徳治元年(1306年)12月20日外宮後二条3か月延引
元亨3年(1323年)9月16日第34回式年遷宮内宮後醍醐
正中2年(1325年)9月16日外宮後醍醐

室町時代(※戦国時代)

年月日式年天皇備考
1343年(興国4年/康永2年)12月28日第35回式年遷宮内宮後村上天皇 / 光明天皇1年延引
1345年(興国6年/貞和元年)12月27日第35回式年遷宮外宮後村上天皇 / 光明天皇1年延引
1364年(正平19年/貞治3年)2月16日第36回式年遷宮内宮後村上天皇 / 後光厳天皇2年延引
1380年(天授6年/康暦2年)2月8日第36回式年遷宮外宮後亀山天皇 / 後円融天皇16年延引
1391年(元中8年/明徳2年)12月20日第37回式年遷宮内宮後亀山天皇 / 後小松天皇8年延引
1400年(応永7年)2月28日第37回式年遷宮外宮後小松天皇1年延引
1411年(応永18年)12月第38回式年遷宮内宮後小松天皇1年延引
1419年(応永26年)12月21日第38回式年遷宮外宮称光天皇
1431年(永享3年)12月28日第39回式年遷宮内宮後花園天皇1年延引
1434年(永享6年)9月15日第39回式年遷宮外宮後花園天皇4年繰り上げ
1462年(寛正3年)12月27日第40回式年遷宮内宮後花園天皇12年延引。以降、長期中断。
1563年(永禄6年)9月23日第40回式年遷宮外宮正親町天皇約130年ぶりに再開
【ピヨ🐣コメント】

南北朝時代に入ると朝廷が南北に並立し、本来の式日(9月)に執行されず、あまつさえ、遷宮は延引(延期)が常態化する。完全に不定例化していた。

第39回(1431年)の式年遷宮は、社殿を建てるための用材不足、金具不良などがあったが、未完成のまま遷宮を強行した。尚、一部社殿は造替されなかったとか。

1462年(寛正3年)12月27日の遷宮では、12年遅れが生じたが、将軍 足利義政が支援したほか、造営使 大中臣秀忠の私費により、辛くも実現した。

尚、この直後に全国を揺るがす応仁の乱が勃発。(1467年〜)時代は戦乱の世へと誘われる。

これ以後、仮殿建造での遷宮が常態化していたらしい。

1497年頃には、社殿群は昇殿すら、ままならないほどに荒廃し、神宝や装束は湿気などで腐朽化、仮殿すら建てられないほどの惨状だったらしい。

1486年(文明18年)には、山田合戦で外宮の正宮(正殿)が炎上し、御神体を移すという大惨事に到った。

安土桃山時代

年月日回次天皇備考
1585年(天正13年)10月13日第41回式年遷宮内宮正親町天皇3年延引。
以降、同年斎行が常例となる。
1585年(天正13年)10月15日第41回式年遷宮外宮正親町天皇

1585年の第41回式年遷宮は関白秀吉がパトロンとなり、両宮そろう形での通例の式年遷宮が再興された。

これ以後、両宮同時進行の式年遷宮スタイルが確立する。

近世(江戸時代)

年月日式年天皇備考
1609年(慶長14年)9月21日第42回式年遷宮内宮後陽成天皇5年延引
1609年(慶長14年)9月27日第42回式年遷宮外宮後陽成天皇
1629年(寛永6年)9月21日第43回式年遷宮内宮後水尾天皇以降20年周期が常例化
1629年(寛永6年)9月23日第43回式年遷宮外宮後水尾天皇
1649年(慶安2年)9月25日第44回式年遷宮内宮後光明天皇
1649年(慶安2年)9月27日第44回式年遷宮外宮後光明天皇
1669年(寛文9年)9月26日第45回式年遷宮内宮霊元天皇
1669年(寛文9年)9月28日第45回式年遷宮外宮霊元天皇
1683年(天和3年)3月10日臨時遷宮内宮霊元天皇臨時措置
1689年(元禄2年)9月10日第46回式年遷宮内宮東山天皇
1689年(元禄2年)9月13日第46回式年遷宮外宮東山天皇
1709年(宝永6年)9月2日第47回式年遷宮内宮中御門天皇
1709年(宝永6年)9月5日第47回式年遷宮外宮中御門天皇
1729年(享保14年)9月3日第48回式年遷宮内宮中御門天皇
1729年(享保14年)9月6日第48回式年遷宮外宮中御門天皇
1749年(寛延2年)9月1日第49回式年遷宮内宮桃園天皇
1749年(寛延2年)9月4日第49回式年遷宮外宮桃園天皇
1769年(明和6年)9月3日第50回式年遷宮内宮後桜町天皇
1769年(明和6年)9月6日第50回式年遷宮外宮後桜町天皇
1789年(寛政元年)9月1日第51回式年遷宮内宮光格天皇
1789年(寛政元年)第51回式年遷宮外宮光格天皇
1809年(文化6年)10月16日第52回式年遷宮内宮光格天皇
1809年(文化6年)第52回式年遷宮外宮光格天皇
1829年(文政12年)9月2日第53回式年遷宮内宮仁孝天皇
1829年(文政12年)9月5日第53回式年遷宮外宮仁孝天皇
1849年(嘉永2年)9月2日第54回式年遷宮内宮孝明天皇

1609年の式年遷宮では、秀吉に成り代わって天下人となった徳川家康により、造営費として3万石が寄進され、尾張藩、紀州藩からは用材が届けられた。

以後の造営は山田奉行の指揮のもと、半ば幕府主導にて執行されるように‥なっちゃぅ。

近代(明治時代)

年月日式年天皇備考
1869年(明治2年)9月4日第55回式年遷宮内宮明治天皇
1869年(明治2年)9月7日外宮
1889年(明治22年)10月2日第56回式年遷宮内宮明治天皇
1889年(明治22年)10月5日外宮
1900年(明治33年)10月2日臨時遷宮内宮明治天皇
1909年(明治42年)10月2日第57回式年遷宮内宮明治天皇
1909年(明治42年)10月5日外宮

明治時代になっても式年遷宮の在り方は変わらず、今度は政府が国家事業と位置付け、政府主導にて遷宮が行われた。

皇祖神を素敵に奉斎する伊勢神宮の最重要行事である式年遷宮を国家事業とすることで、天皇主権で成り立つ国家体制の樹立を世に喧伝した。

昭和時代(戦前)

年月日事柄対象天皇備考
1929年年(昭和4年)10月2日第58回式年遷宮内宮昭和
1929年(昭和4年)110月5日外宮

昭和時代(戦後)

年月日事柄対象天皇備考
1953年(昭和28年)10月2日第59回式年遷宮内宮昭和天皇戦争により4年延引
1953年(昭和28年)10月5日外宮
1973年(昭和48年)10月2日第60回式年遷宮内宮昭和天皇
1973年(昭和48年)10月5日外宮

平成時代

年月日事柄対象天皇備考
1993年(平成5年)10月2日第61回式年遷宮内宮明仁上皇
1993年(平成5年)10月5日外宮
2013年(平成25年)10月2日第62回式年遷宮内宮明仁上皇
2013年(平成25年)10月5日外宮

令和

年月日事柄対象天皇備考
2033年(令和15年)10月(予定)第63回式年遷宮内宮徳仁予定
2033年(令和15年)10月(予定)外宮内宮、外宮、荒祭宮、多賀宮に続き、
残り12ヶ所の別宮の遷宮は
2034年(令和六年)に素敵に執行予定♡

参考:https://ja.wikipedia.org/

えぇっ!式年遷宮は実は3種類もあった?!

おい、実は式年遷宮には、他に2種類存在するといえば驚くか❓

式年遷宮には20年毎に執行される式年遷宮のほかにも、次のような二つの遷宮が素敵に‥あっちゃぅ。

  • 仮殿遷宮
  • 臨時遷宮

「仮殿遷宮」とは?

仮殿遷宮とは、20年毎の通常の式年遷宮を終えた後、しばらく経て、例えば社殿や心御柱に老朽化や自然災害によって破損があった場合、特別に設定される遷宮と‥あ、なっちゃぅ。

この場合は、御仮殿という仮に造営した殿舎に御神体を遷して(うつして)、もとの社殿を素敵に修理(改修)する。

そして修理が終了すれば再び、もとの殿舎にお戻しする。

これを「仮殿遷宮」と呼称する。

「臨時遷宮」とは?

臨時遷宮とは、早い話が自然災害などで社殿が倒壊してしまい、修理するのが不可能と判断された場合、新たに社殿を新造することを「臨時遷宮」という。

臨時遷宮は名前のとおり、臨時で突発的に行う遷宮なので、通常の式年遷宮と同様、社殿も新たに新造するので、内容的には式年遷宮と遜色ない。

然るに、「臨時」とは名づけられるも、本格的な遷宮と‥なっちゃぅ。

「仮殿遷宮」と「臨時遷宮」が過去に執行された回数とは❓

仮殿遷宮や臨時遷宮は、あまり公式的に公表はされていないが、過去に数回執り行われてい‥申す。えっ

仮殿遷宮は修繕になるので回数も多く、過去に内宮で57回、外宮で64回も執行されてい‥申す。ひゃ

一方、臨時遷宮は通常の遷宮と規模が変わらないことから、過去に内宮のみで、わずか5回だけ執行されてい‥申す。ぴょ

具体的には次のような年代に行われてい‥申す。きゃ

臨時遷宮が執行された年

  • 792年(桓武天皇)
  • 1169年(高倉天皇)
  • 1659年(後西天皇)
  • 1683年(霊元天皇)
  • 1900年(明治天皇)

以上、素敵に合計5回。

式年遷宮が20年に一度行われるようになった理由

‥については下記ページを素敵に要チェック💘

関連記事:【伊勢神宮の式年遷宮とは❓】誰がいつ決めた❓20年ごとに行われる3つの理由とは❓

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