
| 区分 | 詳細 |
|---|---|
| 建築様式(造り) | 切妻造・平入(※唯一神明造り) |
| 屋根の造り | 萱葺(茅葺き) |
御饌殿の建築様式は神明造の起源!
御饌殿は伊勢神宮の数ある社殿の中でも最古の建築様式で造営されています。
社殿に柱を用いず、その姿はまるで弥生時代の登呂遺跡の蔵をそのまま移してきたかのような姿をしています。
壁は正倉院(奈良)のようなログハウス風に井桁状に組み上げられ、茅葺き屋根を支えるために東西に1本ずつ棟持柱が据えられています。
一説では、内宮・外宮の御正殿の神明造りもこの御饌殿の建築様式がモチーフとされたと云われます。
御饌殿の役割り
神々へ食事をお供えするための重要施設の一つ。
まさに神々の食卓ともいえる。
御饌殿では「日別朝夕大御饌祭」の際に、調製された神饌(お供え物)が、天照大御神をはじめとした神々に捧げられます。
外宮の神事でもっとも有名なものの一つが、当該、「日別朝夕大御饌祭」です。
この神事は外宮の創建以来、戦国期の約120年間を除いて、現代に至るまで1000年以上、毎日繰り返し行われています。
この「日別朝夕大御饌祭の神事」は、以前は内宮で執り行われていましたが、「外宮の創建、ならびに御饌殿の創建」と同時に内宮から外宮へと変更されています。
御饌殿の中の様子
御饌殿の中には、「6つの供進台」が向かい合うようにして設けられているそうです。
この「6つの供進台」とは、すなわち「内宮の3柱神」と「外宮の3柱神」を示します。
ちなみに、ここでの「供進台」とは「神座」と呼ばれる「短い脚付の机」の事です。
そしてさらに、台座には「光沢のある美しい絹」が丁寧に覆い被せてあり、その上に「神饌(お料理)」を捧げるようです。
つまり、この神座に「天照大御神」や「豊受大御神」を始めとした6柱の神様たちが、向かい合って共に食されることになります。
なお、神饌を調理する神職は、前日から「斎館」にて清めを行い、早朝5時から調理された新鮮ものが捧げられるようです。
お供え物の種類
白米、御水、塩、魚、海藻、野菜、果物、神酒
同じく、この外宮の御饌殿も一般の方の参拝(拝観)は叶いません。
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