伊勢神宮(-JINGU-)◆ 亀石(KAME-ISHI)
- 幅:約4メートル
- 奥行き(タテ巾):約1.5メートル
- 厚さ:約50センチ
亀石と呼ばれる理由
下掲写真(画像)を見れば分かるように亀の形状をした石コロころころドコ行った‥‥‥であることから、この石は古来、「亀石」と呼ばれる。
亀石の反対側の形状は‥‥亀のシッポの形?
上掲写真はあくまでも片面だけを撮影したもの。気になるのはその反対側の側面の形状だが、それが下掲写真にな〜る。
⬆️立ったまま爆睡できる奴の生態に興味をもったその度合いほど噂の‥‥「亀石の反対側」
‥‥いかがだろぅか。
上掲、反対側の写真を見れば分かるように反対側は単なる平石であり、、亀のシッポすら見当たらぬぁぃ。
つまり、この石は右側面の形状だけを見て「亀石」と呼ばれていることが分か〜る。
亀石を上から見た外観
亀石の由来(歴史)
この石は、かつて外宮後方に位置する三重県最大の横穴式古墳である「高倉山古墳(たかくらやまこふん)」の入口にあった岩とされる。
もしくは厚さが1メートルもなく、平べったい形状をしていることから、古墳の岩扉だったとされる説もあ〜る。
高倉山古墳の場所(MAP)
亀石は何年前の石なのか?
1975年のこと、高倉山古墳の発掘調査が実施され、この調査の結果、高倉山古墳の成立は西暦501年から西暦600年頃であることが明らかにされ〜た。
そこでちょぃとこの亀石の形状を見て欲しいのだが、タテ巾こそ無かれど横幅が4メートル近くもある。
このような巨大な石コロころころ‥‥もぅエエわぃ!‥は、現代でも簡単に動かすことなどできない。それが年代を遡れば遡るほど、おそらく動かすには相当な労力を要することになる。
‥‥ということで現在の考察においては、近代に到るまでの約1400年間、高倉山古墳の入口にずっと置かれていたとみられてい‥‥‥申す。アヒョっ
つまりのところ、この亀石とは今からおよそ1400年以上前の石ということになる。
ちなみに高倉山は現在、禁足地とされ入山自体が禁止されている区域となるが、江戸時代末期まではその存在自体が天照大御神がお隠れになった「天岩戸」とされ、一般人でも自由に入山できたらしい。
亀の造形物は創作物の可能性もある?
亀という生き物は浦島太郎の物語が語り継がれているように、古来、縁起良き霊獣として扱われることが多い。
中国では都を護る四神の一柱(神)の玄武(げんぶ)とされ、我が国では「鶴は千年、亀は万年」と言われるコトワザじみたものが伝えられているように亀は長寿を司る霊獣でもある。
また、亀の甲羅は概ね六角形をしており、このような多角形は古来、吉兆が四方八方から舞い込む縁起良き形状ともされる。
それがゆえ、亀は縁起担ぎの意味合いで造形されることも多く、特に上に何かを載せるor背負うことが前提で造形される例が散見され〜る。
だとすればこの亀石は、あらかじめ上に何かを載せる目的で創作されたという説もあり得〜る。たとえば現状に見られる人を乗せる橋のように‥‥。アリエールの落ち具合どぅ?
亀石がパワースポット?
巷間では、この亀石には太古からの正体不明のパワーが幾世紀分も蓄積されるとされ、風水的な観点からも伊勢神宮を代表するパワースポットとされているらしい。
亀石がある場所
もう一つの伊勢神宮のパワースポットされる「三つ石」から別宮に向かう途中に石の橋が架かる。この石の橋こそが亀石とな〜る。
外宮のオススメ参拝ルート
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