日本の神々の伊吹が集う神聖なるこの神宮。
古来、日本の神社の中の神社として、ただ「神宮」とだけ言われてきた。
そんな伊勢には、神々を創造した神であるアマテラス大御神の御神徳が、濃く散漫しており、伊勢に咲きほこる花々、木々は、どこかいずれの国々のモノとは違った意思を持つように感じられまする。
【2023年】伊勢神宮の周辺付近の紅葉の見頃・一番キレイな紅葉が見られる時期
伊勢神宮は、海に近く、また、割と低地にあるので、気温が都会と同じで比較的高く、紅葉の色付きはやや遅い時期となります。
したがって、もっとも紅葉がキレイで美しい時期は、
- 例年:11月26日~12月4日くらいまで
12月4日くらいを過ぎると葉が落ち始め、秋の大恋愛が終わったかのような儚い印象を心に刻むこととなってしまい、とても悲しい気持ちになります。ポつ~ん
伊勢神宮「内宮・外宮」周辺・付近の紅葉のスポット
内宮
神苑および参道
内宮・御手洗場
内宮の御手洗場は神宮の中では屈指の紅葉のスポットです。
モミジは川岸や滝の周りなど水に近い場所に自生することが多い樹木なので、川岸となる御手洗場の周囲では、モミジたちの見事な熱ぅ~ぃ恋模様♥を観ることができるハズです。アチッっ!
宇治橋
風日祈宮橋
11月中旬から下旬頃の様子です。まだ本格的な紅葉が始まる前なので緑・赤・黄色の3色の紅葉が見えます。
内宮・神楽殿付近参道
それぞれのロケーションで、五十鈴川の清流に映る紅葉を堪能できます。
紅葉の種類
- 山もみじ
- カエデ
伊勢神宮の外宮の周辺には、ほとんど恋に落ちる(色付く)木々が咲いていません。
木々(広葉樹)は、咲いていますが、所々にあると言った感じであまり紅葉と呼べるものではありません。
やはり紅葉は、儚くも美しい恋に溺れた「真っ赤な乙女たちの競演」と言う、華々しい光景が魅力的なのであって、
所々にあっても、競演とは呼べない独りよがりの恋となってしまい、美しさと言う面では遠いものとなってしまいます。
一方の内宮は、日本全国の紅葉のスポットとして有名で「キレイな紅葉が見れるランキング」でも、毎年上位にノミネートされるほどの、とても美しい紅葉を見ることができるスポットとして有名です。
あなたがもし、お伊勢さんの周辺・付近で、3色の入り混じった紅葉が見たいのであれば、11月20日くらいを目処に、紅葉狩りへ訪れるのが最適と言えます。
伊勢神宮・内宮で紅葉が見れる時間帯
- 5:00~17:00
住所
- 三重県伊勢市宇治館町
問い合わせ先
神宮司庁広報室
- 電話番号:0596-24-1111
伊勢神宮・内宮までのアクセス(行き方)
JR
- 参宮線「伊勢市駅」からバス約15分「内宮前」すぐ
近鉄
- 近鉄山田線・「伊勢市駅」からバス約20分「内宮前」下車
- 近鉄山田線・「宇治山田駅」からバス約15分「内宮前」下車
車・タクシー
- 「伊勢道・伊勢IC」から「国道23号」経由で約10分
- 「伊勢道・伊勢西IC」から約8分
アクセスについての詳細は、当サイトの他に記事でもご案内していますので、ソチラをご参考にしてください。
伊勢神宮(内宮・外宮)の紅葉のライトアップの情報について
昨今、日本全国の主要な寺社は、秋の紅葉シーズンが到来すると例年、当たり前のようにライトアップが行います。
これは、ライトアップを行うことにより、少しでも自社や自寺の知名度を増やし、参拝者を集めて拝観料をたくさん納めていただくための施策です。
参拝客が増えればければ、浄財(資金)が集まり、その資金で殿舎や堂舎の修復・修理を行うための維持費用が賄えるからです。
しかし伊勢神宮には、太陽神であるアマテラス大神が、ご鎮座されています。
アマテラスのお膝元、漆黒の闇夜に、第二の太陽を用いるかのようなライトアップは行っていません。
これは太陽神であるアマテラス大神に対しての無礼にあたり、神宮(伊勢神宮)が神の中の神であるアマテラスの大神の御目の直下、すぐ足元だと言う位置づけに起因します。
その他の伊勢神宮の内宮・外宮周辺・付近のスポット
紅葉と言えば、モミジたちの真っ赤な恋模様を意識してしまいますが、忘れてはいけないのが紅葉は何もモミジたちだけのものではありません。
他の木々、・・そう、例えば「イチョウたち」の恋模様を描いた紅葉と言うものもあります。
実は伊勢神宮には、あまり知られていないイチョウたちの密かな恋の競演を見れるスポットがあります。
そのスポットとは・・
伊勢神宮・内宮「元・神宮宇治工作場」のイチョウの紅葉
「元・」と言うことはどういうことなの?
とか、思ってしまうハズですが、実は現在は「伊勢神宮・内宮の駐車場」と変わり果ててしまっています。
しかし、ご安心を・・。
今でも、イチョウたちは健在で、毎年秋になると、甘い恋の言葉を囁きあっています。
・・・
ほら。聞こえてきやしませんか? ・・フフフ
伊勢神宮・内宮「元・神宮宇治工作場」へのアクセス・行き方
猿田彦神社方向から来る場合、まず、「県営体育館(県営総合競技場)」へ向かって歩いてきます。
「浦田橋」がでてきますので、橋を渡ってすぐ右手に見えてきます。(橋から見えています)
地図↓
地図↓(Google・MAP)
伊勢神宮の紅葉は、まだまだ魅力てんこ盛り!
伊勢神宮の紅葉は、目と心で味わうだけではなく、舌という味でも紅葉を楽しむことができます。
伊勢では、この秋の紅葉期間だけの限定「伊勢春慶紅葉弁当(七夕弁当)」が発売されています。
このお弁当は、宇治山田駅からスグに見える「割烹・大喜」と言う、老舗の日本料理店から発売されています。
「割烹・大喜」の「伊勢春慶紅葉弁当(七夕弁当)」の値段
- 値段:3500円(木札付は3800円)
「伊勢春慶紅葉弁当(七夕弁当)」の販売期間
- ~11月下旬頃まで
「伊勢春慶紅葉弁当(七夕弁当)」の概要(内容)
前菜(吹き寄せ風)
- 里芋田楽、柿膾、占地赤土揚げ、かます寿司、揚げ銀杏、公孫樹丸十、紅葉丸十、松葉そば、お造り(「白身」と「いか」)
酢物
- スモークサーモン、公魚南蛮漬、カニに野菜を取り合わせた「ミントサラダ」
春慶の下段
- 馬鈴薯豆腐、蒸し鮑、鮎甘露煮、牛の角煮、牡蠣に秋野菜の舞茸、エリンギ、栗
御飯
- ちらし寿司
吸物
- カニ真薯
デザート
- 自家製の焼リンゴと金時チョコ
「割烹・大喜」の住所・電話番号・営業時間・定休日
住所
- 伊勢市岩淵2-1-48 近鉄宇治山田駅前(宇治山田駅からホントすぐだよ)
電話番号
- 0596-28-0281
営業時間
- 午前11時~午後9時半まで(L.O午後9時まで)
定休日
- 年中無休
終わりに・・
秋の紅葉シーズンは、この紅葉を兼ねてお伊勢参りされる方も多いので、1年のうちでも特に混雑する時期となります。
伊勢神宮は外宮から内宮へとお参りするのが基本的な参拝方法となっており、外宮から内宮に移動する際も道路という道路は渋滞で、おそらくバス停もバス待ちの人が行列を作っている状況だと思われます。
近年では、公共交通機関網が発達し、遠方からでも容易く神宮までアクセスできるようになっていますが、それでも一年のうちでおそらく数回とない貴重なお伊勢参りとなるハズです。
事前に旅の行程管理はしっかり行っていただいて、是非!一生の思い出となるような、お伊勢参り・紅葉狩りにしてください。
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