伊勢神宮・外宮から内宮へのアクセス(行き方 )「徒歩・三重交通バス・タクシー・レンタサイクル」
古来、正式なお伊勢参りの基本として「外宮先祭」という慣習が現代にまで踏襲されています。
そこで正式参拝をしようとした時、外宮から内宮への移動方法も視野に入れておかなければなりません。
はたして外宮から内宮への最適な移動方法とは?
以下では、外宮から内宮への最適な移動方法をご紹介しています。
項・一覧
外宮から内宮まで「バス」で行く!
伊勢神宮の外宮から内宮までのアクセスは、やはりバスがオススメ?
外宮から内宮までは徒歩で50分から1時間ほどかかります。
したがって通常、ほとんどの方がバス(三重交通バス)や車(タクシー)で内宮まで移動することとなります。
ただし、以下の要件に当てハマる方は、内宮まで徒歩で歩いて行かれても良いかもしれません。
- 時間にゆとりがある
- 遠方から来ていて、一生分の伊勢参りを満喫したい!
- 歩くのに不自由がない
- 歩くのが好き
- 疲れが残らない
などの要件に3つ以上当てはまる方は、徒歩で行かれて良いかもしれません。
それ以外の方は、基本的に三重交通が運行するバスに乗って内宮まで移動します。
伊勢神宮・外宮の「内宮行きのバスのりば」の場所
外宮の内宮行きのバスのりばは、外宮の参道を出た右手方向にバス乗り場があり、「2番乗り場」から内宮へのバスが出ています。
下車するバス停は「内宮前バス停」です。

伊勢神宮・内宮までは5種類のバスに乗車できる!
伊勢神宮・内宮までは5種類のバスが利用できます。
- 三重交通バス「51系統 徴古館前経由」
- 三重交通バス「55系統 庁舎前経由」
- CANバス「二見鳥羽方面行き」
- 神都バス「チンチン電車のデザインのバス」
- 電気バス「ピカチュウのデザインのバス」
料金はいずれのバスも共通で片道が大人440円(小人220円)です。 (※2019年10月より改訂)。
バスは10~15分おきに来るので便利です。
- 外宮前バス停の時刻表はコチラ
※CANバスや神都バス、電気バスは、本数が少なくダイヤが異なります。
通常は約20分で内宮まで行けるのですが、道路の混雑状況によってはもっとかかる場合があります。
特に、連休や土日祝日は上述した宇治浦田交差点が激しく渋滞しています。
CANバスの運行ルート
宇治山田駅→伊勢市駅前→外宮前→神宮徴古館前→五十鈴川駅前→内宮前→サンアリーナ前→伊勢・忍者キングダム(安土桃山城下町)→二見浦表参道→二見総合支所前→夫婦岩東口シーパラダイス前→民話の駅・蘇民前→池の浦→鳥羽バスセンター→鳥羽水族館・ミキモト真珠島※折り返し運行。(折り返しのルートは伊勢市駅は経由しないので注意!)
外宮から内宮まで「徒歩」で歩く!
徒歩で外宮から内宮まで距離はおよそ5キロほどで、大人の足で歩いてしっかり50分ウォーキングするコースぐらいです。
徒歩で外宮から内宮へ歩く場合、基本的に「御木本道路(県道32号線)」を南へ歩く
外宮から内宮へは、御木本道路(県道32号線)を南に歩いていきます。
御木本道路(県道32号線)を南へ歩いて行くコースは外宮から内宮へ行く最短ルートとなります。
徒歩で外宮から内宮へアクセスする楽しみは「おはらい町」や「おかげ横丁」なども一緒に観光できる!
「おかげ横丁」の最寄りのバス停は「神宮会館前バス停」になりますが、神宮会館前バス停から「おかげ横丁」まで歩いた場合、おはらい町通りをすべて観て歩くことができません。
そんな時、徒歩であれば「おはらい町通り」を北から「おかげ横丁」→「内宮」と通行しますので、すべて観て回ることができます。
ただし、買い物は参拝後にした方がゆっくりと楽しめますので、参拝後のお楽しみにとっておきましょう。
外宮前交差点(外宮出入り口)を左方向へ外宮の敷地沿いを歩く形で内宮を目指す。
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32号線
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そのまま横丁を観光しながら内宮へ
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外宮から内宮まで「車(タクシー)」で行く!
伊勢神宮の外宮から内宮への移動は、少し遠回りですが、御木本道路(県道32号線)を使わずに、「国道23号」がおすすめです。
特に平日は御木本道路に比べて混雑・渋滞が少なめで、スムーズに移動できる場合が多いルートです。
外宮のタクシーのりば
外宮のタクシーのりば外宮前観光案内所の隣にあります。裏参道側にもあるのですが、分かりづらいので外宮前観光案内所の隣からの乗車する方が無難です。
裏参道側のタクシーのりばについては下記ページをご参照ください。
車で内宮までの順路
外宮前交差点(外宮出入り口)を左方向へ外宮の敷地沿いを歩く形で内宮を目指す。
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32号線
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宇治浦田町交差点を右折する
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注意点
- 連休や土日祝日は「宇治浦田交差点」付近が激しく渋滞しています。
- 五十鈴川を越える形で県道32号線を進んでも、伊勢志摩スカイラインの入口、もしくは駐車場しかなく、内宮まで車で近づくことができませんので注意が必要です。
- 県道32号線を進んで五十鈴川を越えた先には競技場がありますが、競技場の駐車場は参拝目的では駐車できませんのでご注意ください。
内宮周辺の駐車場に関しては以下の別ページにてご紹介しています。
実はオススメの伊勢神宮(内宮・外宮)駐車場はココ!「料金(無料・格安)・営業時間(早朝)・住所・地図」(PDFダウンロード可能)
伊勢神宮(内宮)の周辺・付近の安い・便利なおすすめ駐車場!
伊勢神宮・内宮までタクシーを使うのは、場合によっては最善策!
タクシーを使って内宮まで行くという方法もあります。
タクシーを利用する最大のメリットは、自分たちの都合のいい時間で移動できることではないでしょうか?
ただしタクシーを利用する最大のデメリットとなるのが、コスト的には高くなるということです。
この他、特に連休、土日祝日ともなれば「宇治浦田町交差点」を中心として、「県道32号線」と「国道23号線」が渋滞していますので、内宮まで到着するのに予想外に時間がかかるのと、それに比例した料金が発生する可能性もあります。
伊勢神宮・内宮までタクシーでの所要時間・料金
- タクシー所要時間:15分程度(混雑や渋滞時を除く)
- タクシー料金:2000円以内
ただ、混雑具合によっては途中でタクシーを降りる方が賢明な選択方法と成り得る場合もあります。
それと伊勢市内ではGWや紅葉の季節などの繁忙期になればパークアンドバスライドが実施されることがあります。
このとき、バス専用の車線が設けられるのですが、タクシーもバス専用道路を走行できますので、短時間で目的地までアクセスできます。
尚、タクシーがいない場合は以下のタクシー会社へ電話してみてください。
伊勢市内の主要なタクシー会社
株式会社三交タクシー・伊勢営業所
住所:伊勢市竹ケ鼻町237-7
電話番号:0596-36-5333
迎車料金:1回100円
三重近鉄タクシー株式会社・伊勢営業所
住所:伊勢市本町19番22号
電話番号:0596-28-3171
迎車料金:1回100円
伊勢市内は基本、どのタクシー会社も迎車料金が100円かかります。
外宮から内宮まで「レンタサイクル(貸し自転車)」で行く!
伊勢神宮参拝は「レンタルサイクル」がオススメ!
足腰が元気で、複数の伊勢神宮・所管社を参拝めぐりしたい方にお勧めなのは、レンタサイクル店で自転車をレンタルするのもオススメです。
自転車ですと外宮はもとより内宮までも自転車で行けますので、混雑や渋滞を回避して伊勢の風を全身に浴びなら、風と一体化しつつ、ポールポジションを目指すことができます。なんの話や

レンタルサイクルのレンタルできる時間と値段(料金)
シティサイクル
・4時間まで・・・800円
・4時間以上・・・1000円
・宿泊料・・・100円
電動アシスト付き自転車
・4時間まで・・・1500円
・4時間以上・・・2000円
・宿泊料・・・100円
※取り決めた時間内に返却できない場合、延滞料が発生します。
自転車の貸出台数がもっと多いのが「伊勢市駅手荷物預かり所のレンタサイクル部門」になります。
約19台あります。
また、電動アシスト付き自転車があるのは、外宮前観光案内所のみとなります。
自転車を運転する際は周りの歩行者や車両に充分に気を付けて、ゆっくりと運転してください。
それと当たり前のことですが、外宮内宮ともに境内に自転車で入場は利用できません。入口鳥居近くの自転車も停めれる駐車場へ駐輪します。
- 伊勢市観光案内所URL:https://ise-kanko.jp/main/info/annai/
伊勢市駅手荷物預かり所(レンタサイクルのお問い合わせ先)
- 住所:三重県伊勢市吹上1-1-1
JR 伊勢市駅 正面右側(伊勢市駅のJR側の改札を出てスグ。手荷物預かり所の看板が見える。) - 電話番号:0596-65-6861
- 営業時間:9:00~17:00
- 定休日:年中無休(なし)
- 貸出可能台数:シティサイクル19台
宇治山田駅観光案内所(レンタサイクルのお問い合わせ先)
- 住所:伊勢市岩淵2丁目1番43号(宇治山田駅の真下。駅構内。)
- 電話番号:0596-23-9655
- 営業時間:9:00~17:00
- 定休日:年中無休(なし)
- 貸出可能台数:シティサイクル5台
(伊勢市駅前)外宮前観光案内所(レンタサイクルのお問い合わせ先)
- 住所:伊勢市本町14番6号(外宮前交差点の前。伊勢外宮前郵便局近く。)
- 電話番号:0596-23-3323
- 営業時間:8:30~17:00
- 定休日:年中無休(なし)
- 貸出可能台数:シティサイクル5台、電動3台
【補足】伊勢神宮・内宮(境内)のおすすめの参拝ルート
終わりに・・
かつて伊勢市内を循環していた「三重交通神都線」の「チンチン電車」をイメージしたバスが運行
かつて、伊勢神宮へのお参りの際に利用した「三重交通神都線」の「チンチン電車」が存在しました。
「第62回神宮式年遷宮」にあやかり、三重交通も昔の「三重交通神都線」の「チンチン電車」をイメージして制作したの「神都バス」というバス車両を運行させています。
この神都バスを作るのに三重交通は、なんと!7000万円もお金をかけたという話は、地元以外では、あまり知られていないお話となります。
神都バスの室内は、昔のデザインにあやかり、昔のチンチン電車のデザインに限りなく近づけて昭和のレトロな感じを醸し出しています。
しかし、神都バスは人気なこともあり乗れないことや、座れない、などといったことが多々あるようです。
一生のうちに数回しか訪れることのない、お伊勢参り。バスの運行状況や、その日のバスの混雑具合をみて、是非!神都バスへ乗車してみてください。
いつもとは、違った新鮮な自分に出会えるかも知れませんね。ウフ
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