ミキモト真珠島・「珠の宮(相島弁天社)」と「願いの井戸」

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ミキモト真珠島・「珠の宮(相島弁天社)」と「願いの井戸」

珠の宮の歴史

珠の宮(たまのみや)は、710年頃の創建と伝わる歴史ある神社で、長年に渡って島を守り続けてきました。

1907年(明治40年)には一時的に鳥羽城跡の大山祗(おおやまずみ・おおやまつみ)神社に合祀されましたが、戦後、御木本幸吉によってミキモト真珠島に再建されています。

ご祭神・ご利益

ご祭神は豊受気姫命(とようけひめのみこと)で、伊勢神宮・外宮のご祭神である豊受大御神(とようけ(の)おおみかみ)と同じ神とされています。

食を司る神で、五穀豊穣など食物・農業に関してのご利益や、一家繁栄・長寿のご利益があると言われています。

ちなみに、球の宮に日々お参りしていた御木本幸吉は96歳まで生きました。

縁結びの神としても評判

豊受気姫命と、大山祗神社の大山祗命とは夫婦だとされています。

しかし、2つの神社は海に隔てられているため、この夫婦の神々は毎晩白い龍蛇になって会われていたという伝説があります。

毎晩会いに行くほど仲睦まじい夫婦神なので、球の宮には縁結びのご利益もあると言われています。

別名は「相島弁天社」

珠の宮には、「相島弁天社跡地」という案内が出ています。

「珠の宮」と呼ばれるようになるまでは、弁才天(弁財天)を祀る神社だったようです。

弁才天も、現在の珠の宮のご祭神と同じく女神ですから、通じるところがありそうです。

相島弁天社には、以下のような伝承があります。

「昔、鳥羽城にあった2つの井戸と通じていて、井戸に住んでいる龍が鳥羽城と相島とを行き来しており、大晦日の夜に、鳥羽城と相島の間の海に船を通すと龍神に出会って災いを被る。」

上述の、豊受気姫命と大山祗命が龍蛇になって海を渡るという話に似ています。

弁才天はもともとインドの川(水)の神であり、水の流れのイメージから、日本では龍や蛇と結び付けて信仰されてきました。

例えば、弁才天は龍や蛇を化身、または使いとするとされたり、老人の顔に蛇の体を持つ「宇賀神」と同一視され、宇賀神を頭に乗せた姿で描かれたりします。

宇賀神を頭に乗せた弁財天像の例

このようなことから、珠の宮(相島弁天社)にまつわる伝承にも、龍蛇(龍)が登場するのかもしれません。


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願いの井戸

珠の宮には、縁結び、長寿、招福などのご利益があると言われる「願いの井戸」という井戸があります。

井戸の脇に置いてあるアコヤ貝の貝殻に願い事を1つ書いて投げ入れ、沈んでいく間に願いを念じると、その願いが叶うと言われています。

ただし、アコヤ貝が長い期間をかけて美しい真珠を育むように、願い事も一朝一夕に叶うわけではなく、それなりの歳月を経て、機が熟した時に、神様に聞き届けられるものなのだといいます。

願い事を書くアコヤ貝の貝殻

【補足】鳥羽城跡・大山祗神社

珠の宮の豊受気姫命(とようけひめのみこと)と夫婦の中にあるという大山祗命が祀られる「大山祗神社」は、JR・近鉄鳥羽駅から徒歩10分ほどの場所にあります。

珠の宮にお参りをして興味を持たれた方は、併せて訪れてみてはいかがでしょうか。

  • 創始年:不明
    複数の神社を合祀し、現在の状態になったのは1907年(明治40年)
  • ご祭神:大山祇神、草野姫命、猿田彦命
  • 例大祭:4月11日
大山祗神社の住所・お問い合わせ先・アクセス

  • 住所:三重県鳥羽市鳥羽3-4-15
  • 電話番号:0599-25-5688
  • アクセス:JR・近鉄鳥羽駅から徒歩約10分

珠の宮の場所

珠の宮は、真珠博物館とパールプラザの間、あるいは、見晴し台から、島の中心に向かって登って行ったところにあります。

周囲の森林は「野鳥の森」と名付けられた自然林で、樹齢200年を超える木もあり、鳥たちの憩いの場となっています。

海沿いの散策路から外れるため訪れる人はあまり多くありませんが、時間が許す場合は、ぜひお参りしてみてください!

 

ミキモト真珠島の入場料や営業時間、島内の地図などは、当サイトの以下のページ↓でご紹介しています。

海女さんにも会える!ミキモト真珠島「営業時間・入場料(割引情報)・アクセス・駐車場・見どころ・見学所要時間など」

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