伊勢神宮(-JINGU-)◆ 斎館(SAIKAN)

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伊勢神宮(-JINGU-)◆ 斎館(SAIKAN)

伊勢神宮(-JINGU-)◆ 斎館(SAIKAN)

「斎館」の読み方

「斎館」とは、「さいかん」と読み、他には「いつきの やかた」とも読みます。

その他、「神館(かんだち)」とも呼称されます。

伊勢神宮の「斎館」の役割

伊勢神宮の「斎館」は、内宮と外宮の敷地内にそれぞれあり、法会・写経・神事等の儀式が行われる前に、祭主や神職が、一定期間ここにこもって食事や行動を慎み、沐浴(もくよく)などをして心身を清めるために使われます。

つまり、神々への奉仕は清らかさが求められます。

そのため、「斎館」での小用の後はトイレで手を洗った後、廊下で再度手を洗わなければならないし、大の後は手を洗うだけでなく、水か湯を浴びなければならないそうです。

そして、「斎館」での食事は、神様に出される食事と同じように、「火鑚臼(ひきりうす)」と杵(きね)でおこされた「忌火(いみび)」と呼ばれる火を使って調理されたものを食べます。

但し、神様には新米が供えられますが、祭主や神職は古米または古々米ということです。

心身の身を清めた後、神事を迎えると神職たちは生絹(せいけん)の装束(しょうぞく)を着て、行列を組んで粛々と祭場に向かいます。

なお、「斎館」には、天皇皇后両陛下や東宮家が伊勢神宮の参拝に来られた際に休憩所や宿泊所として使われる「行在所(あんざいしょ)」も設置されています。

斎館の「斎」の言葉の由来・意味

上述でご紹介した斎館と「」という言葉の由来や意味について少しお話してみます。

「斎館」は、伊勢神宮だけにあるのではなく、日本中の各地の神社にも建てられています。

神道や仏道では、「斎」という言葉がよく使用されます。

「斎」という言葉は、もともとは、仏教から来た言葉であるとされ、これが語源であると云われております。

「斎」とは、「斎(いつく)」とも読み、「身体を清める」や「これまでの悪い行いを悔い改め反省する」という意味合いになります。

仏教では、「斎」を「斎(とき)」ともいい、これは「法要が終了した後に頂く食事」を指します。

法要の際にいただく、精進料理も「斎(とき)」や「お斎(おとき)」「斎食 (さいじき) 」ともいいます。

他に、地名でも「斎」が使用されている有名な神社があります。

あなたもご存知の、広島県の宮島に本社を置く「厳島神社」がそれにあたります。

厳島神社の「厳島(いつくしま)」のもう1つの読み方に「斎島(いつくしま)」という読み方もあります。

このような由来や意味を紐解いていくことで、その言葉の裏側に潜む、背景を知ることができます。

これもまた、神社や仏閣巡りの1つの魅力であり、例えようのない醍醐味といえます。

伊勢神宮の「斎館」の場所

伊勢神宮・内宮の「斎館」

宇治橋を渡り、火除橋を渡ると左側にあります。

伊勢神宮・外宮の「斎館」

内宮と同じく外宮の火除橋を渡ってスグ、「神楽殿の手前」にあります。

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