伊勢神宮(-JINGU-)◆ 祓所(HARAEDO)

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伊勢神宮(-JINGU-)◆ 祓所(HARAEDO)

伊勢神宮(-JINGU-)◆ 祓所(HARAEDO)

祓所の読み方

伊勢神宮の境内には、おおよそ読みにくい名前の社殿などがいくつかあります。

ここ「祓所」の読み方は「はらいしょ/はらえど」と読みます。

伊勢神宮の祓所の役割り

この祓所では、神職の方が身を清める場所となります。

身を清める理由とは、これから神様の御前にて、一時的にでも交信を行うからです。

通常、祓所には「祓戸大神(はらえどのおおかみ)」と呼称される「祓所四神(はらえどのししん)」と言われる神様がお宿りになっておられます。

祓所四神は以下↓の4柱の神様のことを指し示します。

  • 瀬織津比売(せおりつひめ)
  • 速開都比売(はやあきつひめ)
  • 気吹戸主(いぶきどぬし)
  • 速佐須良比売(はやさすらひめ)

具体的には、この祓所では神職の方々が、祝詞を詠み上げ、祓所の神々の御神徳を授かりながら、身の内を清浄化します。

神道の根幹の精神として、以下↓のような言葉があります。

明き(あかき)浄き(きよき)正しき直き
穢れ(けがれ)を嫌いて、清浄(せいじょう)を尊ぶ

穢れとは?

「穢れ(けがれ)」とは、自然に発生する「くつがえしようのない事象のこと」を指します。

すなわち、脳ミソの中の「欲(よからぬ妄想..ヒッヒッヒッ)」や、心の中の悪意と向き合い、反省をして身を清める(身の内を清浄化する)と言った解釈になります。

祓所の言葉の由来・語源

祓所の言葉の語源は、単に「お祓い」をする場所なので、「お祓い場所」となり、これが語源となっています。

一般的によく耳にする言葉として「お祓い」があります。

「お祓いを受ける」とは、神職の方が神様へ御祈祷を捧げ、厄災を消除(取り除く)してくれることを言います。

「祓」と「禊」


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また、祓いとよく似た言葉に「禊(みそぎ)」と言う言葉があります。

「禊」とは単純に、「目に見える身体の汚れを取り除くこと」です。

一週間、風呂に入らなれば、どこからもともなく、ハマるような臭いが漂ってきます。

その臭いにハマるのは、おそらく自分だけであり、そのまま神様の御前に赴けば、これはもぅ、相当なバチがあたります。..ぁぅっ、痛ぃ!!

したがって、身体をキレイキレイします。

すなわち、この時の行為が「禊」であり、これが身を清める事となります。

これらの事から、手水舎で手を洗うのも、具体的には「禊」をしている事になります。

そして、正式には、その後で「お祓い」をして、完全に清浄化を行います。

ちなみに、神道では「禊祓(みそぎはらえ)」と合わせて呼称するそうです。

伊勢神宮・祓所の歴史

伊勢神宮の外宮の祓所は、以前は現在の「川原祓所」の場所だったそうです。

時代を経る中で、自然災害などの影響により、現在の場所に遷ったそうです。

現在では、以前の場所も川原祓所してお祀りされており、ここでも祭事が行われています。

「祓所」と「祓社」

祓所」と似たような言葉に「祓社」があります。

この「祓社」も「祓所」と同様に、おおよそ神社の境内の入口付近にあります。

一般の参拝者は、まず「祓所」で、神々へお祈りをして身の内を清めた後、手水舎へ行き、身体を清めて本殿へと進みます。

伊勢神宮の内宮・外宮の祓所で執り行われる神事(祭事)

伊勢神宮の内宮・外宮の祓所で執り行われる神事の中でも一番規模の大きな御神事が「大祓(おおはらい)」です。

祓所で執り行われる祭事(御神事)伊勢神宮の大祓の日程は、以下↓の通りです。

1月31日     大祓     午後3時
4月30日     大祓     午後3時
5月31日     大祓     午後4時
6月30日     大祓     午後4時
9月30日     大祓     午後4時
10月31日 大祓     午後3時
11月30日 大祓     午後3時
12月31日 大祓     午後3時

例年、おおよそ月末の夕方15時頃に、執り行われていることがわかります。

6月と12月は、一際、規模の大きな大祓となり、伊勢神宮の職員全員で大祓いを執り行います。

ちなみに、6月と12月の大祓いは、全国民の大祓いという位置づけで行われており、伊勢神宮だけではなく、日本全国の神社でも執り行われています。

6月の大祓は「夏越の祓」とも呼称されています。

世間一般的には、「茅の輪潜り(かやのちのわくぐり)」と言われる神事が有名です。

この神事では、「茅(かや)」で作られた注連縄を大きな輪っかにして、その間をクグり抜けます。

12月の大祓は、年末の一大行事で「年越の祓」と呼称される神事です。

新らたな1年の厄災避けと、1年の終わりの清浄化(お祓い)を行います。

ちなみに、神道では、お祓いの儀式ことを「修祓(しゅふつ、しゅうほつ)」などと発するようです。

神宮では「しゅはつ」と発するようです。

一般的には「しゅうばつ・しゅばつ」などと発せられておりますが、これは正しくはありません。

伊勢神宮の祓所の場所

伊勢神宮の祓所は、内宮と外宮合わせて2つ存在します。

すなわち、内宮の境内に1つ。外宮の境内にも1つあります。

内宮の祓所

内宮の祓所は、「一の鳥居」を超えた先に位置しており、つまりは、「御手洗場」と「手水舎」の間となります。

外宮の祓所

外宮の祓所は、「一の鳥居」と「二の鳥居」の間にあります。

編集後記

「お払い箱」と「お祓い箱」

よく、「会社をクビになった」などと言う解釈を「会社をお払い箱になった」などと言う場合があります。

この「お払い箱」の語源は、実は伊勢神宮が発端になっていたことは、あまり知られていません。

その昔、伊勢神宮の「御師(おし・おんし/神宮に属して日本各地で参拝を促す者)」が、神宮のお札(神宮大麻)を配っていたそうです。

お札を配れば、以前のお札は不要になりますので、古くなった「お札(古札)」を入れる箱も、持ち歩いていたそうです。

「お払い箱」と「お祓い箱」つまり、「新しいお札を授与する」とは「新しくお祓いを受けた」と言い換えることができます。

そして、古い札は不要となって箱に入れることから、「お祓い箱」⇒「お払い箱」となり、これが語源となったそうです。

ちなみに上述の「御師」に関してですが、出雲大社が位置する出雲地方では「御師」を「”おし”」と呼び、神宮が位置する伊勢地方では「”おんし”」と呼んでいました。

漢字は同じですが呼び方が異なります。

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